Exhibition, News

やまうちたかし の #縄文ヤッホー 2018年7月19日(木)~7月31日(火)

テトカでは7月19日(木)~7月31日(火) の会期で、やまうちたかし の #縄文ヤッホーを開催致します。

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今は昔。東京都の国立市に住んでいて、身近な武蔵野の土器や土偶にも、顔面把手、勝坂式、背面人体文土偶と地域の様式があり、関東から長野へと文化様式がつながってると知りました。。
それから地元の文化に愛着がわき、地元を越えた地域の文化を知ることが、たいへん楽しくなりました。その興味や体験をもとに、土器や土偶を作っています。
(やまうちたかし)
http://omolo.com/

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やまうちたかしを知ったのはたぶん約二十年前。面白目利き、土屋遊さんのサイト wtbw でまずは http://omolo.com/ を知った。そこから断片的に彼の活動を観続けているが、彼は相当に特異な作家である。彼の活動および作品はその時々の流行などとはおよそ無関係だが、コンテキスト(美術の文脈)に依存しない強さやユーモアとチャーミングがある。
「モテたい」運動や「パイ投げ」イベントなどいっけん美術や芸術と無縁な活動も興味深いが今回の「縄文ヤッホー」に繋がるのは何と言っても「冬芽ちゃん」だろう。
「冬芽ちゃん」とは秋に落葉した葉痕とそこから生える新芽があたかもかわいいキャラクターに見えると言った樹木観察の鑑賞ポイントなのだが(やまうちはそれを絵画の題材にしていた時期がある)その山椒の冬芽のトゲが太陽の塔の手やヤッホー土偶の手に呼応する。
冬芽も土偶もかわいい。土偶も冬芽も omolo い。と言う案外シンプルな価値観。さらにはわかりきっていると考えていたモノに対する再発見再定義の美学。やまうち曰く、考古学界でかつてゴッドハンドと言われた藤村新一は考古学的には NG だが創作としてあり。と言う視点。この禍々しさと真摯な発見者の矛盾的同居が omolo い。
捏造と創作のはざま。今のかたちを古い技術でつくると時空が捻れるのが omolo い。そんな omolo 思考が混沌と詰まった omolo 展示だと思う。
(マジック・コバヤシ / フォトグラファー スパイス料理研究家 美学校講師)

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【会期中イベント】
7月22日(日)神田古本市(延長もあり※ 16時からは通常営業)11:00-16:00 入場無料
7月28日(土)縄文おじさん懇談会(縄文ZINE 康 やまうち 等)18:30-20:30 入場料 1,500円

展覧会概要
展覧会名:やまうちたかし の #縄文ヤッホー
会期:2018年7月19日(木)~7月31日(火)
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-07-18 | Posted in Exhibition, NewsNo Comments » 

 

京太郎・KYOTARO |(S)&(M)・S AND M・SMALL & MIDDLE 2018年8月4日(土)~8月25日(土)

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テトカでは8月4日(土)~8月25日(土)の会期で、京太郎 個展(S)&(M)/S AND M/SMALL & MIDDLEを開催致します。
数年前テトカをはじめた頃、遊びに来てくれた 京太郎さんに展示をお願いしたところ、しばらくその場でじっと虚空を見つめて2018年にやりたいです!と、言われました。まだ数年も先の事をはっきり言葉にする事と、そんな未来の自分のイメージをありありと目視する感覚に驚きました! こちらは、半年先ほどのつもりでいたのに。京太郎さんの瞳はどこか遠くを見ている様な、まなこが黒く深く静かで、翡翠の様な透明度の無い美しさを感じさせます。
小さな子供達がこどもの間だけもてる、濁りの無い青みがかった白磁の白目と、何処までも深く沈む漆黒のまなこ。まなこ|目の子|は辞書を引くと、[物事の本質を見通す力]とあります。黒目勝ちな目の子、京太郎さんの眼は世界をどの様に見ているんだろうか? ぜひこの機会にご高覧下さい。

KYOTARO profile
目に見えない存在をモチーフに、 普遍性を軸にイメージし、紡ぎ出されるアートワーク。細密な描写を得意とし、多次元、異世界、動物、幻獣などの架空の存在を主に鉛筆によるドローイングで描く。ペインティング、マンガ、アニメーションなど、幅広い分野で活動するアーティストです。個展「天界トリップ」(2008年)、「妖精の行く道」(2010年、いずれもミヅマ・アクション)をはじめ、国内にて多数個展を開催し、ニューヨーク、マイアミ、北京、上海、サンフランシスコ、など、海外のグループ展に参加。「RED BULL MUSIC ACADEMY TOKYO」キャンペーンヴィジュアル(2014年)や、伊勢丹新宿店本館1階ウィンドーディスプレイ(2013年)を手がけたほか、アートワークからコマーシャルワークまで、幅広い活動を続けている。
著書に『The Baby Shower Story』(2004年/Presspop gallery)、『天界トリップ』(2012年)、『ベイビー・シャワー・ストーリー復刻版』(2012年/ともに河出書房新社)、 『I SAW A LOT OF FAIRIES – 妖精の行く道』(2012年/ERECT Lab.)、漫画単行本『MWUAI ムーアイ』(2012年/ダイトカイ)、アパレルブランドあちゃちゅむのデザイナーしんやまさことのコラボレーションブック『カラポンポン』(2014年/六耀社)、『カラポンポン』特装版(AD吉田ユニ、2016年/六耀社)など。写真評論家の飯沢耕太郎氏の著書『きのこの国のアリス』(2015年/ステュディオ・パラボリカ) の挿絵を担当。
「天界トリップ」の幻獣や神々を描いた作品で展開された伊勢丹新宿店のショーウィンドー(2013年6月)が、DSA 空間デザイン賞 2014 優秀賞を受賞 。2017年2月23日から5月18日まで開催されたDIESEL ART GALLERY(東京/渋谷)の個展で、新作100点を発表。2019年に開催されるビックプロジェクトに向けて創作思考中の日々。
http://www.kyotaro.biz/
New website|http://www.kyotaro-art.com//

Tarot |Astrology|Reading
僕は以前ご縁がありまして、京太郎さんが制作するタロットデッキの監修を務めました。ご本人にお会いする事は無く担当の編集者に京太郎さんの絵を見せて頂いて簡単なアドバイスを致しました。出来上がったタロットはとても素敵でした!テトカでの展示にあたり、今回も京太郎さんにお会いする事なく、京太郎さんをイメージしてホロスコープとタロットでリーディングしました。ほんの少しでも、京太郎さんと作品への理解が深まりますように。タロットはケルト十字法でリーディングしました。
Hayato Higa |Tarot Reader /Astrologer | https://twitter.com/higahayato

タロット図
(クロウリーのトートタロット使用)

1.(現在の状況) 前進する。勢い。攻めの姿勢。
2.(現在の障害) 自分自身。昔の自分。若い頃のイメージ。
3.(現在へのアドバイス) あえて、つらい経験に身を置く。
4.(現在の無意識) 破滅的状況。運気の最底辺。
5.(過去の自分) 楽しい仕事。人との交流。調和のとれた人間関係。
6.(近未来の自分) 幸福感。感情の安定。愛情の深い関係。
7.(未来の無意識予測) 仕事が成功して周りの人々をサポートする事。
8.(周囲の環境) 平和。逆境における友情。
9.(自分の希望) 楽観。お祭り。社会的成功。健康の回復。
10.(先の未来の結果) 新しいアイデア。創造力。多産性。

星の図

KYOTARO
出生日時1978年1月某日 12:00 p.m. 出生地 京都府 経度135度46分/緯度35度0分

このホロスコープリーディングではハウスとアスペクトを扱っていませんが、太陽と金星が山羊座で重なっている京太郎さんが、芸術家という仕事をしているという事は、ごく自然な様に感じられますし、きっとこれからもずっと継続していくことになるでしょう。
まるで芸術と結婚したような人だなという印象。山羊座の太陽と金星に加えて、水星も同座しているというのは、社会性に優れた現実主義者、というイメージですが、同時に月、海王星、冥王星の位置からは、神秘思想家としての才能も感じ取れます。もし、目的を達成する力と高い計画性を持った京太郎さんが占い師だったら、僕よりもずっと成功できるに違いないでしょう。お勧めはしませんが(笑)。
去年の12月から山羊座の守護星の土星が「自ら統治する王国」である山羊座宮に帰還中なので、太陽・金星・水星星座が山羊座の京太郎さんは、すでに吉兆や安堵感、「何か強い力」に守られているのを感じているかも知れません。
2019年には、「12年に1度の1年間の幸運期」を与える惑星、木星も山羊座に移動するので、更なるご活躍、ドラマチックな飛躍が期待できるでしょう。僕は1973年11月生まれの蠍座で、海王星が射手座、冥王星が天秤座に位置しているという点では京太郎さんと同世代。牡羊座に月があり金星が山羊座にある、というホロスコープ上の共通点あるので、この人とは仲良くなれそう!と勝手に思っていますので、テトカでお会いできるのを楽しみにしています。 
2018年7月10日 比嘉隼人

展覧会概要
展覧会名:京太郎 |(S)&(M)/S AND M/SMALL & MIDDLE
KYOTARO solo exhibition
会期:2018年8月4日(土)~8月25日(土)
【オープニング∙パーティ:8月4日(土)19:00~】
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-07-17 | Posted in Exhibition, NewsNo Comments » 

 

小川哲『5×5イイ顔』展 2018年7月5日(木)~7月17日(火)

プリント

小川哲『5×5イイ顔』展――ポップアイコンの部分と全体                      久米泰弘(書籍編集者)

原子は、私たちが日常経験するような直接的に観察できる「物」ではなく、その働きしか見ることができない。―― W・ハイゼンベルク『部分と全体』より要約

 小川哲さんの描く絵は、ご覧のとおり、きわめて物理的にできています。
 5センチ×5センチの正方形を、タテヨコ5つずつ、合計25個をグリッド状に配置し、そのひとつひとつを変形させ、組み合わせて、一点のまとまりをつくる。25個のさまざまな形のセレクションとコンビネーションが、今回の展覧会では、ポップアイコンたちの「イイ顔」を構成しています。
 冒頭の言葉は、ノーベル賞物理学者のW・ハイゼンベルクによるものですが、小川さんの絵は、25個の「部分」の組み合わせが「全体」を成り立たせており、また実際に描かれたポップアイコンの多くは、ふだんから「直接的に観察できる」人たちではなく、音楽や映画といった作品における「働きしか見ることができない」人たちです。
 確かに、「物」として観察できる〇や△や□によって表現された「イイ顔」は、絵それ自体としては、すべての人に開かれている作品です。しかし、それらが誰かに所有され、部屋に飾られたりTシャツになったとき、人はそれらの「働き」にしか関心を寄せない。それが現実ではないでしょうか。すなわち、あらゆる芸術作品とは、現実にはその「働き」こそが、本質なのだということです。
 それはたとえば、音楽でも映画でも、マンガなどの書籍でも同じ、レコードやDVDや本は、そこにあるだけでは、ただの「物」にすぎません。しかし、それを実際に聴いて、観て、読んで、その「働き」にふれたとき、はじめて感動が生まれます。小川さんは、この「5×5」という試みを、これまでZINEを制作することで続けてきたイラストレーターですが、そうした「働き」を数十ページの冊子にまとめ、それ自体が作品であるような「物」をつくってきた作家とも言えます。
 そんな小川さんの活動のユニークなところは、傍らに、岡村靖幸のCDジャケットなどで知られる、アートディレクターの小林忠浩さんの存在があることです。
 小川さんが組み合わせた25個の形を、デザインという観点で、小林さんが常に批評し、それを参考にして、作品を仕上げていく。芸術家といい作家と呼ばれる人たちは、往々にして我が道を突き進む、ある意味、気のふれた孤高の存在ですが、小川さんは、まず小林さんという「批評家」を身近に設定し、その目を通して、みずからの作品を捉え直そうとします。今回の展覧会でも、そうして自分の解釈を客観的に、何度も微調整しながら、作品を仕上げていきました。
 まだこの展覧会が準備段階だったとき、そんな小川さん、小林さんには、生涯忘れられない出会いがありました。特殊漫画家を自称するまごうことなき芸術家、根本敬さんとの邂逅です。
 根本さんはそのころ、ピカソの『ゲルニカ』とほぼ同サイズの『樹海』という作品を描き上げたばかりで、ふたりはその絵にショックを受けます。そして遠慮がちに、「5×5 ZINE」と小川さんの描いた細野晴臣とルー・リードの顔をプリントしたTシャツを手渡すと、とても気に入ってくださり、さまざまなイベントでそれを着た根本さんの姿は、広くSNSで拡散されもしました。
 そこで、今回の展覧会のタイトルでもある「イイ顔」という根本さんオリジナルの言葉を、ご本人の許可を得て、タイトルに頂くことになったわけですが、さて――。
「イイ顔」とは、何なのか?
 たとえば、ジャニス・ジョプリンと勝新太郎は、女と男という以上に、職業も違えば表現も違います。生きた場所も言語も違う。しかし、「イイ顔」という捉え方なら、おそらくは誰もが、「ナルホド、そうだ!」と納得する力を持っているのではないでしょうか。
 これは一体、どういうことなのか? ハッキリ言えるのは、彼らは、その人生の「働き」によって、みずからの顔を獲得したということです。それら「イイ顔」こそは、世に選ばれて「物」として存在できる、ポピュラー・アイコンなのです。
 会期中の7月7日(土)七夕には、「イイ顔」根本敬さんをお迎えして、トークショウなどのイベントも予定しています。また、連休中日の15日(日)には、美術作家の伊藤桂司さんによるプログレに特化したDJもあります。もちろん、「5×5 ZINE」はもとより、Tシャツやトートバッグ、バッジなどもご用意しています。
 小川哲『5×5イイ顔』展――ポップアイコンの部分と全体。
 梅雨の明けるさわやかな初夏のころ、どうぞご家族で、またご友人お誘い合わせのうえ、神田TETOKAまで、世界中のポップアイコンの、あなたにとっての「イイ顔」を探しにいらしてください。お待ちしています。

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【会期内イベント】

・7月5日(木)19:00~ オープニングパーティ

・7月7日(土)16:30~ 根本敬ライヴ・ペインティング「あなたの顔を『イイ顔』にして差し上げます」
先着10名限定 画料10,000円(トークショウ入場無料特典付。ワンドリンク別)
 
先頃、ピカソの『ゲルニカ』とほぼ同サイズの大作『樹海』を発表した根本敬画伯が、オリジナルミックスのポンチャックをかけながら、あなただけの似顔絵をフルカラーで描きます。
要望によって釜ヶ崎の巨匠、其風画伯のメタリック調もあります。

・7月7日(土)19:00~ 渡韓直前! 根本敬スペシャル・トークショウ「『イイ顔』とは何か?」
聞き手:久米泰弘(書籍編集者)入場料1,500円(ワンドリンク付)
 
1980年代、「イイ顔」という言葉を生み出し、みずからその発掘にいそしんだ根本敬。さらなる「イイ顔」との出会いを求め、ディープ・コリアに旅立つ直前に、山谷寿町釜ヶ崎などで採取した「イイ顔」たちの哲学的なエピソードなどを伺います。

・7月13日(金)19:00~ DJ:服部全宏「オールドハウス・ナイト」 入場無料
1990年、ハウスミュージックの創始者ラリー・レヴァンと共演した男、ex-CLUBKING服部全宏によるオールドスクール・ハウスミュージックの選曲をお楽しみください。ニューヨークのクラブ〈パラダイス・ガレージ〉やシカゴの〈ウェアハウス〉などで、盟友フランキー・ナックルズとともに一時代を築いたラリー・レヴァンの、当時のオリジナルカットなども蔵出しします。

・7月14日(土)19:00~ 小川哲・小林忠浩トークショウ「ポップアイコンの『イイ顔』をめぐって」
聞き手:久米泰弘(書籍編集者)入場料1,200円(ワンドリンク付)
 
展覧会の主軸であるおふたりに、これまでの活動から展覧会に至る経緯、そしてこれからの展望などについてお話を――、などと言うと、じつにマジメな教育番組のようですが、さに非ず。好きなことをやって好きに生きる。この究極の生き方をいかにして実践するか、その苦労と回り道の連続、ちょっとした秘訣などを伺います。

・7月15日(日)19:00~ DJ:伊藤桂司「スペシャルプログレ・ナイト」 入場無料
絵描き、アートディレクター、レコードコレクター、大学教授、愛妻家、さまざまな肩書きを持つミュージック・フリーク、伊藤桂司によるヘンな前衛音楽、プログレの選曲をお楽しみください。絵とレコードとスクラップで埋め尽くされた、カオスのなかから聴こえてくるのは、誰がどんな発想でつくるのか、奇天烈にして妙、ヘンテコリンな音楽。「5×5イイ顔」展のために、オリジナルの選曲でお届けします。

・7月16日(月・祝)14:00~ 小川哲「『イイ顔』キッズデー」&「CMUR FOOD TRUCK」 入場無料
本展覧会の小川哲と一緒に「イイ顔」を描いてみませんか? 子ども連れでの参加をお待ちしています。また同時に、自家製天然酵母のナポリピザ「CMUR FOOD TRUCK」も特別参加。本格的な薪釜を使った久村さんちのオーガニック・ピザもお楽しみいただけます。おいしいピザを食べながら、ハサミと色紙を使って、自分だけの「イイ顔」をつくる小川先生の楽しいワークショップです。

・7月16日(月・祝)19:00~ 小川哲・小林忠浩・小柳淳嗣「5×5 Radio Show」 入場無料
テーマ:“90′s邦楽とその先の「イイ顔」” スペシャルゲスト:ムーグ山本(Buffalo Daughter)

ラジオ(Radio)に川、林、柳とくれば、3つの小(Show)がそろい踏み。「5×5『イイ顔』」展の音楽バージョン。スペシャルゲストにムーグ山本さんをお迎えして、90年代の邦楽シーンをふり返りつつ、好きな音楽を好きなだけ、楽しいおしゃべりとともにお届けします。90年代にアツい音楽生活をすごした3人と、そのシーンのなかで実作者として活動したムーグ山本さんの3+1で、どんな化学反応が起こるのか、驚くような裏話が聞けるかもしれません。乞うご期待!

・7月17日(火)18:00~ クロージングパーティ「5×5 Radio Show」×「Where the Music?」
「5×5 Radio Show」とTETOKAレギュラーイベント「Where the Music?」が夢の共演。「夢のような」ではなく「まさに夢」。全員眠る準備をしたうえで、ウルサイ子守歌をお届けします
http://tetoka.jp/archives/5804
【LIVE】バンドウジロウ
【DJ】白根ゆたんぽ/寺門克也/池田隆佑/DJおにぎり/Shohei Fujimoto
【FOOD】catering unit つぎはぎ
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【作品展示作家】
小川哲(おがわ・さとし)
1972年島根出身。イラストレーター。大阪府立大学経済学部を6年かかって卒業。3年間のフリーター生活。上京後セツ・モードセミナーを5年かかって卒業。5年間の音楽制作会社勤務。その後、現在に至るまでフリーランス。常に回り道の多い寄り道人生を歩み、ミュージシャンのポートレイトを描いて音楽を紹介する「5×5 ZINE」の制作を継続する。
Satoshi Ogawa WEB:https://satoshiogawa.amebaownd.com/
5X5 WEB: https://5x5zine.tumblr.com/

小柳淳嗣(映像制作)
映像作家。武蔵野美術大学非常勤講師。音と映像による表現を中心に、ミュージックビデオ、メディアアート作品の制作、イベントのオーガナイズ、ステージデザインなどを手がける。
http://koyanagi.celescape.org
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展覧会概要
展覧会名:小川哲『5×5イイ顔』展 Satoshi Ogawa exhibition |5×5 EE KAO
会期:2018年7月5日(木)~7月17日(火)
【オープニング∙パーティ:7月5日(木)19:00~】
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-07-04 | Posted in Exhibition, NewsNo Comments » 

 

広瀬良二 | この先の不在  Ryoji Hirose solo exhibition | kono saki no fuzai 2018年 6月16日(土)~7月3日(火)

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テトカでは6月16日(土)~7月3日(火)の会期で、広瀬良二 個展 [ この先の不在 ] を開催致します。
長年、青山で古物店、out of style を運営するかたわら、古物を素材としたオブジェ、プリコラージュ、ドローイング等の制作を続け、out of style の世界は広瀬自身の作品と、非売品ばかりが並ぶ生業もままならない異空間へと、永遠の変貌を遂げ続けて、多くのフォロワーを生み出しながら静かに幕を下ろしました。そして、場を持たない広瀬良二は、日々淡々と生み出している作品を外部空間へと展開、展示し、静かに、精力的に創作活動を続けています。ぜひ、この機会にご高覧ください。

抽象とは見えていないものを可視化することと考えている。見えないものを見ようとするとき、見えている実態は歪み、現実の曖昧さは、分解されて空疎な世界を漂う。
[ 広瀬良二 | out of style ]

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おいら(広瀬良二)になりたい 蛇口から出ない水にも負けず、去っていく人にも負けず 小さいながら少し猫背の体を持ち 欲はあるけど、決して怒らずいつも静かに笑っている
東に打ち壊す家があればものを探しに行き 西にギャラリーの飲み会があればさりげなく顔を出し 南に死にそうな人があれば何か残すものはないかと聞き 北に骨董市があれば、つまらないからやめろと言いみんなに愚図と呼ばれ 褒められもせず苦にもされず そういうものにおいらはなりたい
[ 長谷川義太郎 | 文化屋雑貨店 ]

古い紙、古い道具、ある人にとってはゴミでしかないもの。 広瀬良二の作品に多く使われている素材です。青山で out of style という古道具を扱う店を運営していた頃に作品制作を始めたのも、これらが素材になるきっかけだったのだろうと思います。 ものはそれ以下でもそれ以上でもなく存在している。
そのもの自身が彼の作品に取り込まれることで、それ以上(もしかしたらそれ以下)の存在に変わっていく。 広瀬良二の作品を見ていると、そこにあるべき(あってほしい)ものがあることの悦びに気づかされます。 けれど、近年の広瀬良二はこのものの”悦び”をあえて捨て去ろうと、作品の中で試みてもいます。 作り手としての揺らぎや迷いも含めて、そこが広瀬良二の作品の説得力でもあるのでしょう。
見る側の覚悟を問うかのように、彼自身が「美しい」と思えることを探し続ける足を止めないのであれば、その先を追いかけてみてみたいと思うのです。
[ 太田京子 | 金柑画廊 ]

【 関連企画 】
金柑画廊にて開催される原口佳子写真展「いない」の展示にあわせて、広瀬良二と原口佳子の共作をそれぞれ一点づつ、テトカと金柑画廊にて展示いたします。友人でありテーマも近しい二人の展示・作品をこの機会にご覧ください。
原口佳子写真展 「いない」 Yoshiko Haraguchi “absent” 
2018.6.9 Sat – 7.1 Sun
金柑画廊 東京都目黒区目黒4−26−7 
開催日 / 木、金、土、日、祝、
定休日 /月、火、水、 
OPEN 12:00—19:00
TEL 03−5722−9061 
http://www.kinkangallery.com/news/3685/

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・7月2日(月)19:30~ 広瀬良二 | この先の不在 Pre Closing Party 
ENTRANCE:FREE
【MUSIC】
Siiii
Tuna a.k.a Sandwich
GOUKI

GOUKI
GOUKI
DOOBEEIS/CAMELBACK/NEURO TOKO所属のラッパー。現在Kenichi Yと作品を制作中。DJとしてもMIX TAPEを制作し、山梨県にあるレコードショップBig Flatにて発売している。
https://gouki.bandcamp.com/

Siiiii

Siiiii
Hip Hopを主軸に置きながらも、SOULやJAZZ,HOUSE ~ DUB,Drum’n'Bass等まで対応する幅広い選曲 & Vinyl OnlyのDJスタイル。DJのみならず、MPC2000 & MPC1000によるBeatMakingも並行運転。
コラージュやインスタレーションなどの美術制作の分野でも地味に活動中。
http://siiiii.info/

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展覧会概要
展覧会名:広瀬良二 | この先の不在  Ryoji Hirose solo exhibition | kono saki no fuzai
会期:2018年 6月16日(土)〜7月3日(火)
【オープニング∙レセプション:6月16日(土)19:00~】
【クロージング・パーティ:7月2日(月)19:30~】
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-06-23 | Posted in Exhibition, NewsNo Comments » 

 

Alex Besikian /アレックス・ベシキアン個展『システム』2018年5月31日(木)~6月14日(木)

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テトカでは、5月31日(木)から6月14日(木)の会期でAlex Besikian /アレックス・ベシキアン個展『システム』を開催致します。
1987年生まれのフランス人、アレックス・ベシキアンは音楽制作、CD制作と、ドローイングを中心としたアートワークに、様々な少部数のアートブックを制作しています。数年前にテトカに遊びに来てくれたアレックスは鉛筆ドローイングのZINEをプレゼントしてくれました。日本をテーマにしているZINE「SATORI」は日本の何気ない風景や、ネット上で見つけた、堀口捨己の建築物や大阪万博などのパースフェクティブの背景に、日本漫画の吹き出しや擬音、カタカナなどが独自の解釈のもとブレンドされた、日本的な作品群でした。伊藤桂司さんや、五木田智央さんが好きだと言うアレックスのストレートなドローイングは、コミュニケーションもままならない、パリに住むアレックスと神田テトカを一瞬で繋いでくれました。帰国後も新しいZINEを来日する友人の小川マリさんに託してテトカへと届けてくれる、律儀なアレックスの展示を開催できる事を嬉しく思います。ぜひこの機会に、日本が大好きなアレックスの展示をご高覧下さい。
http://www.alexbesikian.com/

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アブストラクトなアートを見る際に、大抵の人はあるフォルムを連想するが、僕が絵を描く時はその逆だ。自分は身近にあるフォルムの中に隠れたミステリーを探す。
建築、植物、鉱物が好みなのは抽象的な形の豊かな引き出しだからだ。ジャック・ケルアックの「パリの悟り」と「ザ・ダルマ・バムズ」達磨の浮浪者、を読んで僕は日本の庭園のとりこになった。
庭園の中に幾何学的な問いの答えが秘められている気がした。
もう何年も僕が描く絵は日本文化と繫がっている。
「SATORI」序文より
(ROADSIDERS’ weeklyより参照)
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(ROADSIDERS’ weeklyより抜粋)
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(ROADSIDERS’ weeklyより抜粋)

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【会期中イベント】
・5月31日(木)システム オープニングレセプション:19:00~
・6月2日(土)アレックス・ベシキアン 小冊子 発売記念サイン会
・6月3日(日)A.K.I.PRODUCTIONS LIVE( http://tetoka.jp/archives/5540 )
・6月10日(日) 神田蚤の市(午前11時から16時まで、以降通常営業)
・6月11日(月)アレックス・ベシキアン×伊藤桂司 トークショー ( 同時通訳での日本語対応予定 )
19:30~入場無料
・6月14日(木)クロージングパーティー アレックス・ベシキアン LIVE:19:00~

【関連イベント】( 詳細は、各店舗にお問い合わせ下さい。)
・6月8日(金) 中目黒Solfaにて、アレックス・ベシキアンのレコードリリースパーティーがあります。
http://www.nakameguro-solfa.com/schedule/article-8458/
・6月9日(土) 青山faiにて、イベント[ don't front ]でアレックス・ベシキアンのライブ演奏があります。
http://fai-aoyama.com/index.html/

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展覧会概要
展覧会名:Alex Besikian /アレックス・ベシキアン個展『システム』
会期:2018年5月31日(木)~6月14日(木)
★オープニング・レセプション:5月31日(木)19:00~
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-06-01 | Posted in Exhibition, NewsNo Comments » 

 

Group Exhibition 「REFLECTOR」2018年4月28日(土)~5月19日(土)

REFLECTOR_logo

手と花では、4月28日(土)〜5月19日(土)の会期で、「REFLECTOR」の展覧会を開催いたします。イラストレーション、映像、グラフィックデザイン等、様々なメディアで活躍中の作家達が「REFLECTOR」というアート集団を結成。
構成メンバーは池田隆祐、伊藤貴泰、大島智子、黒田潔、こうす系、山本歩美、KAZUYA SHIOHARAの7名。異なるバックグラウンドを持つ7名が各自の表現を通して、共鳴、反射、影響し合う試みです。
今回の展覧会に合わせてオリジナルのZINEの販売も行います。

・Web http://www.imxprs.com/free/reflector/reflector
・Twitter https://twitter.com/reflectortetoka?lang=ja&lang=ja
・Instagrum https://www.instagram.com/reflector_tetoka/?hl=ja

池田
©Ryusuke Ikeda All Rights Reserved
池田2
©Ryusuke Ikeda All Rights Reserved

池田隆佑 Ryusuke Ikeda
ユーザーインターフェイスデザイナー。電機メーカーでUI/UXデザイナーとして勤務する傍ら、グラフィックアートワーク、Web制作などを手がける。新譜のレコード好き。グッドデザイン賞2016受賞。

伊藤
©Takayasu Ito All Rights Reserved
伊藤貴泰_過去作品2
©Takayasu Ito All Rights Reserved

伊藤貴泰 Takayasu Ito
イラストレーション・映像・音楽を主に制作。TAMA ART COMPETITIONにおいて2012年に準大賞・一般投票賞、
2013年にセキユリヲ賞受賞。ASK?映像祭2013入選。第6回よなご映像フェスティバル かわなかのぶひろ賞受賞。

大島
©Tomoko Oshima All Rights Reserved

大島智子 Tomoko Oshima
イラストレーター、映像作家。どこにでもいるような女の子の繊細さやアンニュイな雰囲気の絵が特徴的で、女性を中心に強い支持を集めている。また、泉まくらのアートワーク制作をはじめ、玉城ティナのグッズデザイン、最果タヒの詩や紗倉まなによる短編小説の挿絵も手掛ける。

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©Kiyoshi Kuroda All Rights Reserved

黒田潔 Kiyoshi Kuroda
イラストレーター。2003年より動植物をモチーフにモノクロの線画作品を発表。主な展覧会に「MOTアニュアル2010:装飾」(東京都現代美術館)、「Water」(POST)、「Paper」(hpgrp GALLERY)。作品集に「森へ」(ピエ・ブックス)、古川日出男共著「舗装道路の消えた世界」(河出書房新社)。

こうす系
©Kooooosu“k ”All Rights Reserved

こうす系 kooooosu“k”
大阪を拠点に活動しながら、近年では海外進出も精力的に行い、活動の幅を広げている。作品の独特なタッチの中に込めた作品の持つ意味は、さまざまな人や事柄を表しており、表面と中身の関係に焦点を当て、タッチとコンセプトの関係で表現。

yamamoto
©Ayumi Yamamoto All Rights Reserved

山本歩美 Ayumi Yamamoto
イラストレーター。主に文字を一枚のイラストレーションとして成立させたいと思っている。この試みを「もじえポップ」と命名。第10回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト。都築潤ディレクション展「不安すぎるライン」。個展『わきあがれポップカルチャー』。

塩原メイン
©KAZUYA SHIOHARA All Rights Reserved

塩原
©KAZUYA SHIOHARA All Rights Reserved

KAZUYA SHIOHARA
イラストレーター。理想の女の子や情景を追い求め、特に何の実績もないままひたすら製作を続ける。ここ近年は、漫画のコマ割り手法を使用し、日常と非日常の境目をカラフルに切り取った作品を発表。黒髪ショートカットのモデルに執着するのは思春期のトラウマが原因。

展覧会概要
展覧会名:Group Exhibition 「REFLECTOR」
会期:2018年4月28日(土)~5月19日(土)
オープニング∙レセプション:4月28日(土)18:00~23:00
ライブ∙イベント:5月4日(金)19:00~20:00 伊藤貴泰ライブパフォーマンス
MUSIC REFLECTOR:5月13日(日)16:00~23:00 ENTRANCE:FREE
【 DJ 】池田隆祐 / 黒田潔 / 藤本正平 / ONIGIRI
クロージング∙パーティー:5月18日(金)20:00~22:00 こうす系ライブペイント
営業時間:16:00-23:00 ※最終日は18:00まで。
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-04-22 | Posted in Exhibition, NewsNo Comments » 

 

「間 | あいだ | すでにあるものといまだないもの。」 Keiji to Kyoji / Kyoji to Keiji 2018年3月31日(土)~4月22日(日)

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© KEIJI ITO×KYOJI TAKAHASHI/2018

TETOKAでは3月31日(土)~4月22日(日)の会期で、「間 | あいだ | すでにあるものといまだないもの。」 Keiji to Kyoji / Kyoji to Keiji を開催致します。
伊藤桂司と高橋恭司の新作と、はじめての試みとなるコラボレーション作品を展示致します。ぜひ、ご高覧下さい。

伊藤桂司と高橋恭司。
同世代のふたりの活動はこれまで、美術作家として、写真家として、これといった具体的な接点を持たないまま、それぞれのフィールドで熟成されてきた。
しかしそれは、おたがいに注目していなかったことを、意味しない。むしろ、その活動は間接的にではあるが、確実に影響を与え合っていた。
伊藤さんの絵が恭司さんの写真のモチーフになるとか、恭司さんの写真が伊藤さんの絵のモチーフになるとか、そうした絡み合いではない。個々にある創作活動の深い部分、アーティストとしての根底に共通した水脈があり、そこから渾々と湧き出る濃密な栄養分をおたがいのなかに取り込み、作品に息吹を与えてきたのである。
そうしたやや抽象的な物言いでしかその関係を表現できないのは、私自身、ふたりと30年前後のつきあいを持ちながら、伊藤さんと恭司さんが、何かについて一緒に語り合う現場を見たことも、聞いたこともないからだ。
たぶんそれは、知り合いの展覧会やパーティなどで、あいさつ程度の短い会話を交わすことはあっても、おたがいに浸食し合うことをよしとしない、そんな距離感を取り続けてきたからではなかったか。
その距離感、すなわちふたりの「あいだ」こそが、今回の展覧会のテーマである。
具体的には、伊藤桂司の作品、高橋恭司の作品、そこには伊藤さんの写真や、恭司さんの絵もあるだろう。そしてふたりのコラボレーション作品、それもどこからどこまでが伊藤さんの手によるもので、恭司さんの手によるものなのか、ボーダレスなおたがいの交通があるのに違いない。
それらを観るあなたは、個々の作品では、自分と伊藤桂司、自分と高橋恭司、それぞれの距離感を自身にリフレクトし、またコラボ作品では、伊藤桂司と高橋恭司の距離感を自身にリフレクトしながら、複雑に絡み合った「あいだ」を見て取ることになるはずだ。
会場には、どんな作品が展示されるか、誰も知らない。
おそらく、伊藤さん自身、恭司さん自身も、オープニング前日まで、知ることはないだろう。
ふたりが、この展覧会に向けて、綿密な連絡を取り合うようなことは、まずない。コラボ作品の素材にしても、ある日おたがいに交換するだけで、以降はそれぞれの領域を侵食しない。それがふたりの基本的な態度であり、こう言ってよければ、倫理だからである。
伊藤桂司も、高橋恭司も、「いまここにあるもの」から「いまここにあろうとするもの」をつくり出すアーティストである。
手許にあるスクラップやエレメントから、コラージュを駆使し、絵を描く。目のまえの風景や人物にカメラを向け、ほとんどないに等しい瞬間を半ば永遠に定着させる写真を撮る。
すでにあるものといまだないもの。
その「あいだ」につくられた作品を、これからあるものにしていくのは、誰でもないあなた自身、展覧会を観る者の特権である。
自分と世界の「あいだ」を、ぜひ、発見しにいらしてください。もし興味を持ったら、伊藤桂司と高橋恭司それぞれに、そして一緒に、話を聞くトークショウも予定しています。では、裏の公園の桜の満開のころ、神田TETOKAで、お待ちしています。
(久米泰弘|書籍編集者)

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【Talk Show 】
・伊藤桂司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」
4月6日(金)19:00~ 入場料1,200円(1ドリンク付)
・高橋恭司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」
4月13日(金)19:00~ 入場料1,200円(1ドリンク付)
・伊藤桂司×高橋恭司トークショウ「伊藤桂司と高橋恭司の『あいだ』」
4月20日(金)19:00~ 入場料1,500円(1ドリンク付)
聞き手:久米泰弘(書籍編集者)全3回通し券3500円

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©KEIJI ITO/2018

伊藤桂司 Keiji ITO
1958年生まれ。美術作家。UFG代表。
79年、伝説の自販機雑誌「Jam」でデビュー以降、広告、書籍、音楽関係のアートディレクション、グラフィックワーク、映像等を中心に幅広く活動する。99年、ニューヨークADC金賞。2001年度東京ADC賞。
作品集に『MOTORWAY』、『FUTURE DAYS』、『ROOM-GRASS-FOREST』、『SUPERNATURAL』、『LA SUPER GRANDE』など多数。
http://site-ufg.com/
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©KYOJI TAKAHASHI/2018

高橋恭司 Kyoji TAKAHASHI
1960年生まれ。写真家。80年から写真を撮りはじめる。
ディアドルフ8×10で撮った欧米の風景写真はさまざまな広告で使用され、多くのフォロワーを輩出する。
2000年、商業メディアにおける活動を休止するも、16年、作品集『渋谷』の出版を機にふたたび活動を再開する。
作品集に『THE MAD BROOM OF LIFE』、『STRAIGHT PHOTOGRAPHS』、『ROAD MOVIE』、『Takahashi Kyoji』、『Life goes on』、『彩宴』、『煙影』、『流麗』、『飛伝来』、『艶身』など多数。
http://kyojitakahashi.com
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©KYOJI TAKAHASHI/2018

展覧会概要
展覧会名:「間 | あいだ | すでにあるものといまだないもの。」 Keiji to Kyoji / Kyoji to Keiji
会期:2018年3月31日(土)~4月22日(日)
★オープニング・レセプション:3月31日(土)19:00~
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-04-09 | Posted in ExhibitionNo Comments » 

 

福山輝彦コレクション展「鈴木信太郎の挿絵にみたポップネス、マンガ世代古物商のコレクション」2018年3月15日(木)~3月27日(火)

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手と花では3月15日(木)~3月27日(火)の会期で福山輝彦コレクション展「鈴木信太郎の挿絵にみたポップネス、マンガ世代古物商のコレクション」を開催致します。
学芸大学の洋菓子店マッターホーン、西荻窪のこけし屋などのイラストで著名な洋画家、鈴木信太郎の挿絵をはじめ、鴨居羊子、中江譲、畦地梅太郎、鳥海青児など、70年代生まれマンガ世代の古物商ならではの感性で収集したコレクションを展示、販売致します。お屋敷の蔵、画家のアトリエなどから出てきたものがほとんどで、初公開の作品ばかりです。ぜひ、この機会にご高覧下さい。

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福山輝彦 プロフィール
音楽家であり古物商。鈴木信太郎の挿絵のコレクター。
2007年テリー&フランシスコというバンドでavexよりデビュー。
シンガーソングライターとして映画、バラエティ番組の楽曲を手がける他、CMナレーションまで、活動は多岐にわたる。
音楽活動の最中、知人に骨董市場に連れられ鈴木信太郎の絵画に出会い一気にその世界にハマってしまう。
すぐに古物商の資格をとり毎週のようにプロ達の競り場に出掛けて行きお宝収集。
やがて趣味の枠を越え、家に収まらぬ有り余る古物骨董を泣く泣く人に手放す内、仕事の領域に。
時代を超えて残った作品達に触れる時間が創作活動への強いインスピレーションともなり、音楽制作への意欲も増すばかり。気付けば音楽家兼、古物商として振り幅のある毎日から独自の価値観を磨く。
この春には向島に古物や生活雑貨、カルチャーとアート、音楽や本、そんなお店『NANIYA』をオープン。何屋?
https://twitter.com/naniya_tokyo

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【オープニング・レセプション:3月16日(金)19:00~ 】
・近藤康平×福山輝彦 トークショー
・福山輝彦 ミニライブ

近藤康平
ライブペインティング、服飾ブランド提供、書籍装丁、CDジャケット、舞台美術など様々な「絵」のジャンルで活動している。
http://kondokohei.net/about.html

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展覧会概要
展覧会名:福山輝彦コレクション展「鈴木信太郎の挿絵にみたポップネス、マンガ世代古物商のコレクション」
会期:2018年3月15日(木)~3月27日(火)
★オープニング・レセプション:3月16日(金)19:00~
・近藤康平×福山輝彦 トークショー
・福山輝彦 ミニライブ
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-03-12 | Posted in ExhibitionNo Comments » 

 

悳祐介 展「自活」2018年3月1日(木)~3月13日(火)

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TETOKAでは3月1日(木)~3月13日(火)会期で、悳祐介(イサオユウスケ)展「自活」を開催致します。
名字か名前か周りの人々を混乱させる珍しいファミリーネームを持つ悳祐介は、美大の映像学科を卒業後、映像業界にはつきものの、ブラックを超える黒さを持つ過酷な制作現場で日々、身を削りながら生き、つくり、キャリアを積み上げてきました。当時、僕の収集している古本の展示即売会に顔を出した彼は、他の古本マニアが見向きもしない奇妙な本ばかりを購入する図抜けたセンスと、オリジナルな審美眼を持つ映像ディレクターでした。
今でも思い出すのは、1960年代フランスで出版されたグラビア印刷の黒々とインクの載った重たいページの上に流木や木の根、木のうろをポートレートの様に撮影した写真集で、自然物なのに縄文やケルト、円空仏やアフリカ彫刻のオリジンを感じさせる時空超越本でした。しばらくしたある日、彼はすべての仕事と締め切りを放り出して夜の黒い闇の中へ失踪したのでした。アパートの照明やエアコンは付けっぱなし、ドアの鍵は開けっ放し、携帯電話は置きっぱなし、プッツリと見事に日常から蒸発したのです。家族にも行き先を告げずに。一年後に再会した彼はモノクロームの絵を描き始めていました。リハビリのような、祈りのような、光のために影を点描する悳祐介の黒い絵を、ぜひご高覧下さい。
(手塚敦嗣|TETOKA)

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【会期中イベント】
★3月10日(土)
・T-Shirts Printing Workshop by Katsuya Terakado ( 16:00〜 )
・『 b.or.o 』『 yycobb x ghostinmpc 』 ライブ (19:30 start・Entrance:Free)

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T-Shirts Printing Workshop by Katsuya Terakado
お持ちいただいたTシャツやその他のアイテムに、悳祐介デザインをシルクプリントいたします。無地でも古着でもOKです。チャレンジしたい方はご自分でもトライできます!着飽きた洋服を再生する方法としてもGoodです。tetokaにて無地Tシャツを買うこともできます。ぜひお気軽にご参加ください。
1プリント:¥1,000~

刷る人:寺門克也
1990年代初頭よりDJやデザイナーとして活動をしながら、音楽・アート・ファッション・デザインなど多方面で東京のカルチャーと深く関わる。
現在は個人向けのwebのデザイン、自身のブランドSend And Returnを展開しながら、シルクスクリーンのライブプリントイベントも企画。
昨年末には目黒のギャラリーMaruseで作品展も開催し、精力的に活動中。

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b.or.o
浅草吉原を拠点に活動するビートメイカー。
2013年、所属バンドの休止に伴いソロ活動をスタート。その年にベースとアンプを持ちストリート修行で渡米するも、シアトルで不法就労の疑いで拘束。収容所送りになり強制送還となる。
この実体験から、海外活動のモチベーションがより一層高まる事になる。2014、2015年と、イベンターと知人バンドの助言と協力でヨーロッパプロモーションを敢行。
ソロアルバムは手売りで200枚sold out。その後は、国内外を放浪しながら音楽を制作。Chillでスローなビートをベースに、アンビエントやサイケデリックなサンプリング、旅の途中で録った生音など、ジャンルに捉われないトラックメイキングをしている。2017年からライブ活動をスタート。10月、南米のボリビア国際芸術祭では2ndステージのラストを務めた。
http://instagram.com/b.or.o

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tyycobb x ghostinmpc
客と主、カレー屋とカスタム屋、元土方と元教師。川崎在住のビートメイカーtyycobbの才能を見い出したghostinmpcが声を掛け結成、LAビートミュージックの川崎的解釈サウンドを日夜研究している。先日1stアルバム”TIGER”をリリース、現在第二弾を制作中。

★3月11日(日)
・神田蚤の市 11:00~16:00(延長もあり)
http://tetoka.jp/archives/5284

★3月2日(金)・9日(金)
・Hayato Higa’s Tarot & Astrology
18:00 ~22:30
30分/¥3000(1ドリンク付)
ご予約•お問い合わせ
higahayato78@gmail.com
____________________________________________________________

悳祐介 Yusuke Isao
1983年生まれ 武蔵野美術大学 映像学科卒業
フリーランスで映像制作を行っている。
心のバランスを取る為、絵を描くようになりライフワークとなる。
様々な太さのペンを使って点描する手法が特徴。
昔の個人写真から発想を得て架空の人物を描くシリーズと無意識に描いたラインから形を見つけ点で質感をつけていく抽象的なシリーズがある。
https://www.instagram.com/sumiomond/

展覧会概要
展覧会名:悳祐介展「自活」
会期:2018年3月1日(木)~3月13日(火)
★オープニング・レセプション:3月3日(土)19:00~
【DJ】Takuma Araki・Kenjinho ・DJ Yuji
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

2018-03-04 | Posted in ExhibitionNo Comments » 

 

「絵と美と画と術の展示」2018年2月15日(木)〜2月27日(火)

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TETOKAでは2月15日(木)〜2月27日(火)の会期で「絵と美と画と術の展示」を開催いたします。
本展覧会は、美学校で2009年にスタートし9年を経過した講座「絵と美と画と術」の講師・修了生・現役受講生らが日常的に取り組んでいる創作活動の成果物で構成されます。いわば、来年開催予定の10周年記念展の前哨とも言えます。「絵と美と画と術」から何が生まれ、それは今後どう発展するのか。まだその判断はつかないかもしれませんが、今だからこその表現の試行錯誤が見られることは間違いありません。ぜひ目撃してください。
https://bigakko.jp/course_guide/media_a/e_bi_ga_jyutsu/info
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美学校で「絵と美と画と術」という講座をスタートさせて9年が経過しました。さまざまな才能が巣立って、活躍している姿を目にできていることは望外の喜びですが、それは社会的な成功のようなものとはじつのところあまり関係がない、ということをあらためて実感する昨今でもあります。そういったことよりも、各々が自らの問いを発し続けながら何とかそこにかたちを与えようとしている姿が嬉しく、またその多様さにあらためて驚くのです。来年の2019年の春でまるまる10周年になるわけですが、2010年代というDecadeがほぼ重なります。だからどうしたと思われるでしょうか。しかし、問いの質、強さがなければ、次のDecadeにまで引き継がれることはありません。2020年代が終わる頃、この展覧会の中で見え隠れしている表現、またその流れは、どのようなかたちで残るのでしょう。よくよく目に焼き付けておいてほしいと思います。
(佐藤直樹)

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【会期中イベント】
★2月26日(月)「包丁研ぎと台所にあるステンレスボウルで明鏡止水に至ろう!」
18:30〜21:30
包丁長:皆藤将
研ぎ賃:小・中500円、大800円
持ち物:包丁、ステンレスボウル(どちらもなくても可)

包丁長の異名をもつ皆藤将がTETOKAにて包丁研ぎを行います。ご家庭の切れなくなった包丁をお持ちください。キレキレのスパスパにいたします。そして研がれたての鋭い包丁を眺めながらステンレスボウルを共鳴させて明鏡止水に至りましょう。

「包丁一本さらしにまいて、ボンボンたずねて三千里。人呼んで包丁長と発します。西に行きましても東に行きましても、とかく土地土地のお兄貴さん、お姐さんにご厄介かけがちな若僧でござんす。以後見苦しき面体、お見知りおかれまして、向後万端ひきたって、宜しくお頼み申します。」

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展覧会概要
展覧会名:「絵と美と画と術の展示」
会期:2018年2月15日(木)〜2月27日(火)
出展者:BOOK・ON(金浜玲奈・中須宏明・土師千明)、阿久澤舞、池田晶紀、浦川彰太&岡修平、大場綾、皆藤将、木内路央、佐藤直樹、しげのみゆき、相馬衣里、竹内英貴、竹下ひかり、たつおか、都築潤、中村汰央、堀田知聖、マサエ、マジック・コバヤシ、ますこえり、町田和宏、水野健一郎、三ッ間菖子、見る目なし、有美子立岩、吉原航平、渡部剛
【 オープニング・レセプション:2月17日(土)19:00~ 】
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制
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◎出展者プロフィールと「絵と美と画と術」についてのコメント

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BOOK・ON(金浜玲奈・中須宏明・土師千明)
古本に思想や感想を上書きすることで、定価に戻す試みです。
「絵画」と「美術」が分解されている。
その為に、ばらばらになった「絵」と「画」と「美」と「術」が、「絵画」、「美術」の成立以前へと時間を遡らせる。あるいは「画」と「美」の組み換えが、「絵画」、「美術」の誕生しなかった世界を夢想させる。
ばらばらなままの可能性を残しつつ、その隙間を縫うために、あらゆる思考が動員される。「絵」と「美」と「画」と「術」は、異なるやり方で結び直り、結び直されている。

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阿久澤舞
家具の塗装や修復の仕事をしています。
一年目の家具塗装職人見習いです。
たまにペン画を描いたり、木を彫ったり。
いろいろしたい人です

大学を卒業後、以前から気になっていた美学校を訪れました。
最初は他の講座に興味があったのですが、
なんとなく「絵と美と画と術」の6期生に。
受けてみたら良い意味で捉えどころのない自由な講座でした。
でも、自由だけれどヌルくなくて。
何気ない雑談にもピリッとさせられるような。
考えることを意識させられる時間でした。

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池田晶紀
写真家
1999年自ら運営していたオルタナティブ・スペース「ドラックアウトスタジオ」で発表活動を始める。2006年株式会社「ゆかい」設立。
国内外で個展・グループ展多数。現在、雑誌Coyote「水草物語」で連載中。フィンランドサウナクラブ会員、サウナスパ健康アドバイザー、
シェアリングネイチャー指導員、水草プロレイアウター、かみふらの親善大使、女子美術大学専攻科講師など。
近年の展覧会:2014年「島からのまなざし」東京都美術館(東京)、2015年「TRANS ARTS TOKYO 2015 (ポートレイトプロジェクト)」(東京)、2016年「TURNフェス」東京都美術館(東京)、2017年 池田晶紀展「SUN」スパイラル(東京)、「ようこそ美術館へ」十和田市現代美術館

写真が好きで写真家になったのではなく、
好きなものを写真にするのが好きなので、
好きなものについて、おしゃべりする場になるといいですね。

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浦川彰太&岡修平
岡 修平
93年宮城生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業、「絵と美と画と術」7期修了。
浦川彰太
グラフィックデザイナー/エディター
92年山梨生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業、「絵と美と画と術」4期(10月期)〜5期修了。
http://urakawashota.com/

本筋があるようでない、あったとしてもすぐ脱線して別の筋が立ち始めるというのがこの講座だと思います。
自分と自分以外の部分を行ったり来たり、回り回って、立ち止まってを繰り返していくうちに、なにか分かったような気がしては、見失う。そんな所だと思います。
ここを受講してみて、分からないことを分からないままにしていたら、結局分からないということが分かりました。(岡)

大場綾
東京出身在住。
会社員。
実践女子大学国文学科卒業、イラストレーション青山塾修了ののち、絵と美と画と術受講。
描いたり書いたりする。

絵も美も画も術も、分解されて勝手に拡散していく。爽快感があった。
一方、思っていたほど緩くはなかった。まじめだった。
この講座名に自分はけっこう愛着を持っているなと、これを書いていて思った。

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皆藤将
写真家/アーティスト/新・方法主義者。1984年東京都生まれ。2008年上智大学卒業。美学校卒業。2012年に「新・方法」に加入。以降、新・方法主義者としても活動。2016年に写真家集団「Three Delta Triangles」を結成。近年の参加展覧会・プロジェクトに、「よそものアート」(2016)、Three Delta Triangles「第三世界」(2017)、「人工知能美学芸術展」(2017-18)、「始末をかく」(2014-2018)など。美学校の運営スタッフでもある。

「絵と美と画と術」2期生です。授業は、講師の方々とひたすら話して、鍋を囲んで、どこかに遊びに行って、みんなで何かをやってという感じでしたが、ただただ面白かったし、楽しかったし、様々な人に出会えたし、色んなことができたし、今思い返しても非常に貴重な時間だったと思います。

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木内路央
74年生まれ。絵と美の授業では30半ばで周りの生徒より先生の方に同世代のノリを感じるが、それでも年上が多くてかろうじて成り立っている師弟関係を持つ。美学校は3年在学5講座卒業。
絵に本格的に取り組み始めたのは、授業を卒業してから。
絵と美で木内 創土と出会い、結婚する。
家ではその夫と共に机に向かって夫は漫画、妻の私はイラストを描いている。
夢の1つとして漫画と簡単なgifアニメを作る事があるが、それは小学校時代の夢の具現化を目指している。
絵を載せているSNSはInstagramとTwitter(絵は同じ)
絵の個展をcafeで4月に開催予定。

絵と美と画と術は、私にとって絵を描くと言う種を自力で蒔き耕すきっかけをくれる場所。畑を提供してくれる場所。しかも卒業しても、育ち続ける。先生自身も自分で育て続けている。そういう場所である。
先生の絵画を取り巻く空気感は卒業しても生徒に提供され続け、卒業しても空気感も縁も途切れる事はない。授業自体は、絵画ではない芸術、デザインなどの話が多い。根本が先生達の「絵画部」なので、透明な空気感の中にも濃厚に絵画を感じさせる。

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佐藤直樹
1961年東京都生まれ。北海道教育大学卒業後、信州大学で教育社会学・言語社会学を学ぶ。美学校菊畑茂久馬絵画教場修了。 1994年、『WIRED』日本版創刊にあたりアートディレクター就任。 1998年、アジール・デザイン(現アジール)設立。 2003~10年、アート・デザイン・建築の複合イベント「セントラルイースト東京(CET)」プロデュース。 2010年、アートセンター「アーツ千代田 3331」立ち上げに参画。サンフランシスコ近代美術館パーマネントコレクションほか国内外で受賞多数。 2012年「トランスアーツ東京(TAT)」を機に絵画制作へと重心を移す。札幌国際芸術祭2017バンドメンバー。3331デザインディレクター。美学校講師。多摩美術大学教授。

アルバイト生活で疲れ果てていた20代の頃、誰かの口をついた「10年続けたらわかることがあるよ」という言葉に、何のことだろうとボンヤリ思っていた。「絵と美と画と術」が何なのかを考えていたら、その時のことを思い出した。まだ9年だけれど、まったくの不定形だったものが、あちこちで、かたちになっている。同じことがこの後にも起こるのだろう。同じと言っても異なる、異なってこそ同じと言える、今はまだ未知のことが。

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しげのみゆき
1985年生まれ
絵描き

楽しめる人にはミラクル、楽しめない人には苦。

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相馬衣里
1993年秋田県生まれ グラフィックデザイナー 2018年よりCEKAIにて活動、制作をしている。

絵と美と画と術には半年通いました。同期とは今でも相談しあったりお茶したり展覧会に出かけたりしています。
あの濃密な半年間は今の私にとって確実に大切な時間でした。沢山の学びがあったことは言わずもがな、大切な友達ができたから。

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竹内英貴
絵と美と画と術一期生の一人。

「型」をさがしたいと思っていた折に絵と美と画と術で先生に
かのイラスト塾には型があるようだと言われてそちらにも潜入したり
ほかにもいくつかのところに勉強しに行ったりした先で、
亡くなる前の水丸さんに「きみは牧野伊三夫さんの絵が参考になると思う」
と言われ最終的に牧野さんに教わりに行ったのですが、
牧野さんは描くのでも教えるのでも絵に自由をくれるよき絵描きで
そこで僕はひらかれたものがあり、もしかしたら型の始まりだったのかな
とおもい今回の制作を始めてみます。

竹下ひかり

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たつおか
「絵と美と画と術」7期生。WEBの仕事をしながら毎日らくがきしている。Twitter:@syako7111

「ビビッとくるものなんてないからね!」という先生方の言葉でつきものが取れた気がしました。
なかったんだ(知ってましたが)。とにかくたくさんの言葉を聞き、絵って難しいけど楽しくて自由だな、と1年通して学び、それが確実に今につながっています。

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都築潤
962年東京都生まれ。1986年武蔵野美術大学卒業。1993年四谷イメージフォーラム中退。1987年よりイラストレーターとして活動、グラフィック・広告系コンペで多数受賞。2004年firelight結成、カンヌ国際広告祭銀賞、アジアパシフィック広告祭金賞他、国内外で受賞。また2001年の個展「VERVE」から、その展開版「ニューエイドス」を2010年に開催、これを軸に執筆やトークを「上位概念の絵」「絵一般」の問題と呼称し活動。「教科書_美術1」他書籍での作品掲載、寄稿多数。「日本イラストレーション史」の監修、執筆。NHK高校講座「美術」監修、出演。創形美術学校他で講師、京都造形芸術大学教授。

みんなが良いものを知っている
情報の取り扱い技術が向上する
多数動員のストーリーは影をひそめる
価値基準はパーソナルなものになる

市場が離散・縮小・無数化する
パイをかき集めるため複属する
築いてきた専門が意味を失う
人格内部の軸が分裂する

専門は経済活動の用途を失う
専門は精神活動に転化する
専門は複属の諸領域に整合を求める
人格内部に認知的不協和がおこる

「絵画部」がつくられる
「絵と美と画と術」がつくられる
自由な理性がはばたく

概念の外延が拡がり内包が絞られる
最大公約数的で鋭利な軸となる
軸は無矛盾化へ向かう

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中村汰央
2015年よりコミティア等のイベントに個人サークル「常緑機関」として参加。ラジオが友達。

知らなくても困らない所に広がりを見つける。

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堀田知聖
画家。1990年新潟県長岡市生まれ。東京都世田谷区在住。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻入学ののちに同大学同学部グラフィックデザイン学科へ転学し卒業後、美学校「絵と美と画と術」6期修了。美術ユニット「最高記念室」参加。主なグループ展に2015年「もらいゲロ」(NO.12 GARRELY、東京)、同年「FUTURE FOR FUTURE」(Fm、東京)など。2016〜17年ヨーロッパ滞在を経て今年2018年、初個展を計画中(会場・日程等未定)
http://hottatomoaki.tumblr.com

うっかり美大に入るも油絵科は肌に合わずデザイン科に移るもやはり合わず何が何やらよく解らないまま学生を終えフラフラとする中で出会ったのがこの「妙な」名前の講座でありました。受講の結果それらの違和感が消え去った訳では別段ありませんがそれらの感覚と同居する、というか、恐らく今後も何が何やらよく解らないままであり且つその状態も何らかのモチベーションになりうるということを知ったような気がする次第であります。

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マサエ
静岡県出身。東京在住。絵と美と画と術3期生。イラスト、刺繍、映像などの作品を日々制作し年に1度ほど個展も開催しながら活動しています。

私が通っていた3期はたった2人きりの受講生でした。2人に対して先生方総勢5人!改めてこんな授業ないなと思います。また卒業生の方もちょくちょく顔を出してくれて嬉しかった覚えがあります。卒業後も先生や卒業生の情報がやけに気になっていつも主にSNSでチェックしてます。東京に来て出会えた特別な場所だなと思っています。

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マジック・コバヤシ
1969年長野県生まれ。写真家。絵と美と画と術 講師、展示企画、スパイス料理研究、執筆など多岐にわたる活動を展開中。

思えばよく続いたなぁ…。絵と美と画と術。立場上は講師ではありますが受講生から逆に刺激を受けたりもする唯一無二の場所だと思います。入口も出口も広いきわめて美学校らしい講座なんじゃないでしょうか。

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ますこえり
絵と美と画と術1期修了生。
フリーランスのイラストレーターとして雑誌・書籍・web・広告等のイラストレーションを手掛ける。その他グッズ制作、お店のロゴデザインなど幅広く活動中。

絵と美と画と術でいちばんよかったのは、バラエティ豊かな人々に出会えたこと。講師も生徒も変な人たちばかりで、いろいろ安心しました。

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町田和宏
絵と美と画と術の1期生。WEB・デジタルコミュニケーションの仕事をしています。そして、私はレコードが好きです。高校生の時にその魅力に取り憑かれて以来、ずっと買い続けている。デジタル技術でPCDJが生まれた時はスゴイと思った。でも、レコードで世に出ている音源なら絶対にレコードを選びたい。自作のブレンドミックス、CDやネットでしか存在しない音源をレコードにできたらどんなに良いだろう。そんな妄想に時代と現実的なサービスが追いついてきた。そこで、ダブプレートという手法で妄想ダブプレートを作ってみます(絵と美と画と術なのに…)。あぁ、早く現場でかけてみたいなぁ。「レコード×13を聴いている、今日も!」

3年間のサラリーマン期間で貯めたお金を元に2度目の大学入学。その2年目が終わる頃、佐藤直樹さんに「今度、こういう講座やるんだよね」と教えていただいたのが美学校の「絵と美と画と術」でした。底が見えてきた貯金、仕事も増やしたいと思っていたタイミング。こうして「絵と美と画と術」の受講を決意しました。あれからもう10期目になるのですね。先生や生徒のみなさんとの学びが今を生きる案とヒントになっています。

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水野健一郎
アーティスト。1967年岐阜県生まれ。鳥取大学工学部社会開発システム工学科中退。セツ・モードセミナー卒業。既視感と未視感の狭間に存在する超時空感を求めて自身の原風景であるテレビアニメの世界観を脳内で再構築し、ドローイング、ペインティング、アニメーションなど、多様な手法でアウトプット。作品集『Funny Crash』、『KATHY’s “New Dimension”』をTOKYO CULTUART by BEAMSより刊行。映像チーム「超常現象」、美術ユニット「最高記念室」としても活動。美学校「絵と美と画と術」講師、東北芸術工科大学非常勤講師、女子美術大学非常勤講師。

絶交されたり歯を折ったりと刺激的なことが起こります。

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三ッ間菖子
グラフィックデザイナー 1992年東京都生まれ。フリーランスとして活動中。紙媒体を基軸にウェブやロゴのデザインも行う。
http://mitsumashoko.com/

はっきりとした形がわからない、そんな講座が10年も続いているなんて。途中でやめちゃったしどんな講座か今でもわからないけれど、絵と美があってよかった、強くそう思います!

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見る目なし
漫画を描きます。

鍋と勉強です。

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有美子立岩
1990年生まれ。多摩美術大学油画専攻卒業。 「絵と美と画と術」6期修了。独自の世界観で、可笑しみ・切実さ・暴力性・繊細さなどを混在させた作風。絵画、ドローイング、立体作品、映像など手段は様々。 主な展覧会は個展「ムムターズの家」(DESK/okumura/2016)美学校ギグメンタ2016「YOTSUYA BEDROOM」(Art complex Center of Tokyo/2016) など。

制作していると、どうしても固定概念に縛られて、身動きが取れないことがあります。私にとって「絵と美と画と術」は、授業名のとおり、ガチガチになった美術や絵画を解きほぐす、試作の場でした。

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吉原航平
画家
1985年神奈川県生まれ
一期修了

人の造形活動の興りや拡がりについて、絵やかたちを軸に考えたり手を動かしたりしている。近年は人と自然物との造形交渉や、生命の成り立ちに伴う不可視 / 不可触のかたち、つくることにおいての目と手とイメージの恊働関係などを特に気にしている。

個展
2010年「図鑑」内田ビル屋上 CET 10
2013年「群像」island MEDIUM
2016年「俗の術」circle gallery & books
2016年「紙偶」台形

教場に足を運ぶことはとんと無くなりつつも、通っていた当時を俯瞰したり懐かしむ感覚ってあまりなく、ひたすら道程の最中というか、皆とは変わらず問題意識を部分共有しながらそれぞれの方向に、共に進めている、という意識です。絵や美や画や術、そんな語や概念が囲っていた外皮を一枚一枚むきとって、ようやく生の運動のようなものに目や手が触れられつつあるのかも知れない、という実感がぼんやりと湧き、やっと絵というものに手を染められる状態になってきた予感のする、そんな10年目です。

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渡部剛
1979年 東京都生まれ。2012年に神田錦町で実施された「TRANS ARTS TOKYO」で作家として参加し、2013年から現在までコマンドNで同イベントの企画・運営をおこなう。
展示やイベントの企画・運営のみならず、コマンドNの神田における事業の中で、海外作家の滞在制作ができるレジデンス・スタジオ「AIR 3331 nishikicho sutudio」やシェアオフィス「司3331」の立ち上げとリーシングにも関わる。

2011年「絵と美と画と術」第二期修了です。たくさん話して、たくさん鍋つついて、たくさん遊んだ記憶でいっぱいであります。

2018-02-06 | Posted in ExhibitionNo Comments » 

 

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