川 「躍動」 with Mitsuko Toshiba 2023年7月1日(土)〜7月16日(日)

2023.06.23

手と花では2023年7月1日(土)〜7月16日(日)の会期で 川 「躍動」 with Mitsuko Toshiba を開催いたします。

スケートボードとカメラに没頭する生活を続けているという【川】のふたり。彼らとはスタジオ35分の展示(2022年)で、川の写真とスケートカルチャーに初めて触れることができた。彼らの写真はえっ! と息を飲むような瞬間が写し出されているかと思えば、ありふれた日常の風景にスケートボードが溶け込んだ写真もある。彼らは日本中の路上や公園の至るところでコミュニティを形成しながら写真を撮り続けながら、撮影されるスケーターと撮影するスケーターが共力し、瞬間の純度を高めていく。これは、動と静が交錯する最高なドキュメンタリー写真ではないだろうか。

今回の手と花の展示では、川の写真と映像作家・東芝美津子氏に参加頂き躍動感溢れる作品で展示を構成します。どうぞ、ご高覧ください。

金谷仁美/合同会社蛤(展示企画)

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スケートボードが、何処から来て何処へゆくのか。
然るべきところを通るながれもの。
動きや習性について、説明と東芝美津子の動画を交えながら。

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川 / kawa カワ
2016年、二人の写真家・荒川晋作と関川徳之により始まったプロジェクト。チーム名は両人の姓に共通する「川」の文字に由来する。十代の頃より変わらず(変われず)スケートボードとカメラに没頭したままの生活を続けている。近年は釣竿も持ちながら、世に隠された「スポット」を求め津々浦々を流れる。自ら縫う和綴じで制作した「川の本」に始まり、2020 年からはおよそ半年に一冊のペースでオークラ出版より本をリリースし続けている。2023年3月に「川」5号目『野生』を出版。
https://kawa-img.com
ig: @kawa_img

荒川 晋作 Shinsaku Arakawa
1983年 京都府生まれ。幼少期からものづくりの人々に囲まれて育つ。十代後半より祖父から譲り受けた一眼レフで撮ることを始める。2005年頃より国内外のスケートボード 関連メディアに携わり各地の路上での撮影現場を数多く経験。2016年、関川徳之とともに「川」を結成。現在は京都を拠点としている。
ig: @shinsaku_arakawa

関川 徳之 Noriyuki Sekikawa
1989年 東京都足立区生まれ。幼少期は横浜で育ち12歳でスケートボードに出会い、14歳から写真を撮り始める。17歳の時に横浜駅で故中平卓馬に出会い、高校卒業後に1年間付き人をする。その後スケートボードを通じた様々な出会いを経て、2010年頃よりスケートボード・フォトグラファーとして活動をスタート。2015年にSyunovenがディレクションを務めたホロンギャラリー(仙台)にて写真展「スケートグラフィズム」を開催し写真家へと覚醒。2016年より荒川晋作と川を結成し今に至る。
ig: @noriyukisekikawa

東芝美津子 Mitsuko Toshiba
2005年ビデオカメラでスケートボードを被写体に撮影を始める
2010年~2018年この期間に「TORIOTOKO 」名義で複数の短編映像を動画投稿する
2018年スケートポードビデオ「愛の鉄砲玉Jを発表する
2021年短編スケートボードビデオ「loveless 」を発表する
2021年「Found MITSUKO 」と題し、探索・収集・創作したものを岐阜、東京、金沢で展示する
2022年タチアナ焙煎所PV「横移動」を制作する
2023年片方遥を取り上げた短編映像「それもただの夢ではない」を動画投稿する
ig: @mitsuko_toshiba

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展覧会名:川 「躍動」 with Mitsuko Toshiba
会期:2023年7月1日(土)〜7月16日(日)
営業時間:16:00〜22:00
休廊日:水曜日
会場:手と花|TETOKA
住所:東京都千代田区神田司町2-16-8.1F
Tel : 03-5577-5309