CBA solo exhibition HOWEVER 22cm x 16cm x 42pieces 2020年2月15日(土)~3月8日(日)
2020.03.5
手と花では2月15日(土)~3月8日(日)の会期でCBA展 HOWEVER 「22cm x 16cm x 42pieces」を開催いたします。
神田神保町にある美学校で講座を持ち、吉原P(Gallery&SpicyFoods)を運営するマジック・コバヤシさんが、(シバちゃん本気だから!!)と紹介してくれた。CBAの持つ真直ぐな眼差しと、日々止まる事なく描き続けられる真摯な制作、優しくも凛とした話ぶりに一度で魅了された。物を生み出す人間の本物の腹のくくり方に気づかされました。CBAの抽象絵画とその姿勢、誰をも魅了する人間CBAにぜひ会いに来て下さい。
【会期中イベント】
★2月18日(火)「Where the Music?」18:00~
【LIVE】須永健太郎
【DJ】バンドウ ジロウ/野島 渓/山田 道生/Onigiri/Shohei Fujimoto/and more
https://tetoka.jp/wp/archives/7234
★2月23日(日)「GOD BLESS U」17:00〜
【LIVE】柚木隆一郎(EL-MALO)
【DJ】伊藤桂司/TOMC/Katz 25/MICHIO YAMADA/and more
【FOOD】小笠原 徹
https://tetoka.jp/wp/archives/7228
CBA(シーバ)の絵画作品はかなり音楽的だ。繊細な極細のストロークはハイハットの神経質なリズム。大胆な色面はバスドラのずっしりした響き、うねる太い線はファンキーなベースライン、多層に重なる様々な形や色はギターやキーボードの豊かなメロディやリフレイン。
実際知り合った頃(およそ20年前)の彼はミュージシャン、ベースプレイヤーだった。たぶん「恵比寿みるく」で。そこにはかなり面白い世界的局所の音楽シーンがあった。その頃から周りのミュージシャンは親しみを込めて彼をしばちゃんと呼んでいたのでオレもそれにしたがって彼をそう呼んでいたのだが、いくつか歳上だったと知ったのはずいぶん後のことだ。彼には高圧的な先輩感がない。チャーミングな笑顔から発せられるフェアーなマインド、感覚の共有、当時から年齢差を感じていなかったのでオレは今も彼をしばちゃんと呼ぶ。
そんな彼をはじめて招聘したのは2007年くらいだったかな?、今はなき西麻布スーパーデラックスにおけるイベントだった。自分の「居酒屋インスタレーション映像作品」と「フリーちゃんこ鍋」に「ライブ」を融合させたかなり無茶なイベントにCBAちゃんをミュージシャンとして呼んだ。そのイベントでは自らも泥酔したので詳細な記憶はないがCBAちゃんのプレイは打ち込みに生演奏を融合させたディスコサウンドでかなりゴキゲンなものだった印象が残っている。
それからしばらくは特に理由もなく若干疎遠になってしまうがSNSで再開した彼は熱心に絵を描いていた。出会った当時からグラフィックデザインや絵画制作をやっていたのは知っていたが、なんでも音楽活動を封印し絵画制作に専念していると聞いた。まじかよ?音楽より本気なの?!と思いFacebookから辿りInstagramをフォローすると、なんと!フォロワーがかなり居るではないか?そこで思わず2018年に「音楽と絵画」と言う展示企画に誘うことになる。この展示は美術と音楽を縦横無尽に行き来する鬼才を集めたもので山塚EYE、五木田智央、中原昌也、角田純と言う才能にCBAちゃんをぶつけたものだ。かなり面白いものが出来たのではないかと手前味噌ながら思うが、CBAちゃん自身もそれまでの誠実な制作発表を経て、その後快進撃がはじまったようにみえる。Instagramの話に戻るが、驚異的な事実としてCBAちゃんのフォロワーは47000人以上(2019年12月現在)もいる。しかもそのフォロワーのほとんどが欧米人であるらしい。なんら作品説明もせず視覚表現のみで言語の違う人々にこんなにも受け入れられている。これは彼の絵画作品が昨今の日本におけるコンテキスト偏向の流れと全く関係ないことを証明している。
これを書いている途中に今回の展示名が「However」であると連絡が来た。However…しかしながら…けれども…とはいえ…。なんだろう…この言葉をCBAちゃんとの会話から何度となく聞いているように感じた。これはおそらく彼の「物事の捉え方」に他ならないのではないだろうか。何事も先入観なく受け入れる。しかしながら、けれども、とはいえ、その肯定にも疑念を持つ。一面的なジャッジに留まらず深く洞察する。これは私自身も心掛けているが、なかなか難しいことだ。CBAちゃんのそんな普段の問いが今回の作品に影響をしているのか?していないのか?さあ、あなたはCBAちゃんの絵画作品をどう観る?どう感じるのか?さらなる飛躍があるのか?期待が高まる。
(マジック・コバヤシ) https://www.instagram.com/galleryandspicyfoods_p/
Profile
CBA
1965年大阪府出身。Tokyo Design Academy卒。現在神奈川県相模原市在住。東京で書籍装幀、雑紙、広告等のグラフィックデザイナーを20年以上経験後コラージュ、ペインティング、ドローイング、映像制作を主とした画家としての活動を始める。
セッションベーシストしても過去多くを経験もち、CICADA, サーファーズオブロマンチカ、ZERO等にライブやレコーディングに、映画『東京ゾンビ・浅野忠信主演』ではサントラレコーディングに参加。アカペラポリリズムユニット、ズビズバではイタリア、ボローニャ音楽祭に出演。2010年11月より画家として活動を始め今まで主に以下のような展示イベントに参加している。
*Le Grand Ecart (2010年6月)
*松芝展(2010年11月)
*サマーソニックライブペイント、ソニッカート(2010.11年8月)2年連続参加。
*CBA SOLO EXHIBITION at uplink gallery (2015年12月)
*グループ展 “ 絵画と音楽 “ at KOMAGOME 1-14 cas 2018年7月(山塚EYE、五木田智央、中原昌也、角田純)
*Solo Exhibition “裸のコンポジション“ at Cafe 104.5, (2019年4月〜6月)
*ドイツ・デュセルドルフ、アートレジデンシー参加(2019年6月)
*韓国、釜山リサイクリングアート展、計3回参加(2016 2017 2019)
作品サイト
[ instagram ]
https://www.instagram.com/dmoc
[ youtube ]
https://www.youtube.com/watch?
https://www.youtube.com/watch?
https://www.youtube.com/watch?
Profile
CBA aka Yukifumi Shibasaki
from Japan,
Living in Kanagawa,
Born in Osaka,1965 and raised in Tokyo,
graduated Tokyo Design Academy
Started a painter since 2010 after experiencing a graphic designer for 24 years,
and used to be a bass player for some sessions at the same time,
joined in Bologna Music Festival as a member of Zubizuva in 2004,
Best style are collage, painting and drawing.
artist carrier
Deco Max Operation Exhibition at Le Grand E’cart in Tokyo, Jun 2010
Live Painting at Sonicart in Summer sonic, in Chiba, August 2010
Matsushiba_ten at Nigyoucho in Tokyo, November 2010
Live Painting at Sonicart in Summer sonic, in Chiba, August 2011
Snack Catherine Exhibition at Unice in Tokyo, April 2014
SOLO EXHIBITION at Uplink gallery in Tokyo, December 2015
The 5th International Recycling Art Exhibition in Busan, South Korea,
September 2016
Solo Exhibition ”VIVID” at Chubby in Tokyo, October 2016
The 6th International Recycling Art Exhibition in Busan, South Korea,
September 2017
Received Encouragement Award in Contemporary Section at London EWAAC,
October 2017
Group Show “ TABLEAU AND MUSIC “ at KOMAGOME 1-14 cas in July 2018
Solo Exhibition ”Drawn to” at Clouds Art coffee in Tokyo, December 2018
Solo Exhibition “Naked composition“ at Cafe 104.5, from April to June 2019
artist in residency in Dusseldorf, Germany for 3 weeks, from May 18 to
June 9 2019
Solo Exhibition ”Possessions of sustainable value” at Eleven Bistro in
Busan, Korea 27 from August to 15 september 2019
The 8th International Recycling Art Exhibition in Busan, South Korea,
September 2019
展覧会概要
展覧会名:CBA solo exhibition HOWEVER 22cm x 16cm x 42pieces
会期:2020年2月15日(土)~3月8日(日)
営業時間:16:00~23:00
★Opening Reception 2月15日(土)19:00~
他イベントなどは、SNSほかホームページで告知します。
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
定休日: 水曜日
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16-8
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制