伊藤桂司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」2018年4月6日(金)
2018.04.5
【Talk Show 】
・伊藤桂司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」
4月6日(金)19:00~ 入場料1,200円(1ドリンク付)
聞き手:久米泰弘(書籍編集者)全3回通し券3500円
満開の桜の吹雪くころ、伊藤桂司さんと高橋恭司さんの二人展『間|あいだ|すでにあるものといまだないもの。Keiji to Kyoji / Kyoji to Keiji』は、無事オープニングを迎えました。会場となった神田TETOKAは、文字どおり立錐の余地がないほどの来場者であふれ、笑顔と乾杯が絶えない、にぎやかな夜となりました。
伊藤さんと恭司さんはともに、これまで「すでにあるもの」から「いまだないもの」をつくり出してきたアーティストです。
そのふたりが、なぜこのタイミングで二人展を開こうと思ったのか、そしておたがい何を考え、どんなコミュニケーションをとって、作品をつくってきたのか、この際さまざまな角度から訊いてみよう。それが今回のトークショウのテーマです。
最初の1時間は、聞き手が代表して、伊藤さんにお話を伺い、休憩を挟んで、後半の1時間は、トークショウに来られた方々から、たくさんの質問を受けようと思っています。
そうして、伊藤さんから一方的にお話を聞くのではなく、お客さんとの双方向のコミュニケーションを試みるのは、今回展示された作品が、限りなく完成品に近い未完成品だからです。
それらは、伊藤さん個人の「あいだ」だけでは、完成しない。そこには、やはり作品を観てくださるお客さんとの「あいだ」があってこそ、完成するものです。だとするならば、お客さんからのアプローチがあっていいはずだし、作品を観てコミュニケーションをとりたくなるのは、ごく自然なことでしょう。
展示された作品を「いまだないもの」から「すでにあるもの」にしていくのは、お客さんひとりひとりの特権。どうぞ、満開の桜の花が散り、新緑のまぶしい葉桜のころ、神田TETOKAまで、自分なりの「あいだ」を見つけにいらしてください。お待ちしています。
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伊藤桂司 Keiji ITO
1958年生まれ。美術作家。UFG代表。
79年、伝説の自販機雑誌「Jam」でデビュー以降、広告、書籍、音楽関係のアートディレクション、グラフィックワーク、映像等を中心に幅広く活動する。99年、ニューヨークADC金賞。2001年度東京ADC賞。
作品集に『MOTORWAY』、『FUTURE DAYS』、『ROOM-GRASS-FOREST』、『SUPERNATURAL』、『LA SUPER GRANDE』など多数。
【Talk Show 】
・伊藤桂司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」
4月6日(金)19:00~ 入場料1,200円(1ドリンク付)
・高橋恭司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」
4月13日(金)19:00~ 入場料1,200円(1ドリンク付)
・伊藤桂司×高橋恭司トークショウ「伊藤桂司と高橋恭司の『あいだ』」
4月20日(金)19:00~ 入場料1,500円(1ドリンク付)
聞き手:久米泰弘(書籍編集者)全3回通し券3500円
会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
※TETOKAは16時から23時まで営業しています。