
テトカでは6月16日(土)~7月3日(火)の会期で、広瀬良二 個展 [ この先の不在 ] を開催致します。
長年、青山で古物店、out of style を運営するかたわら、古物を素材としたオブジェ、プリコラージュ、ドローイング等の制作を続け、out of style の世界は広瀬自身の作品と、非売品ばかりが並ぶ生業もままならない異空間へと、永遠の変貌を遂げ続けて、多くのフォロワーを生み出しながら静かに幕を下ろしました。そして、場を持たない広瀬良二は、日々淡々と生み出している作品を外部空間へと展開、展示し、静かに、精力的に創作活動を続けています。ぜひ、この機会にご高覧ください。
抽象とは見えていないものを可視化することと考えている。見えないものを見ようとするとき、見えている実態は歪み、現実の曖昧さは、分解されて空疎な世界を漂う。
[ 広瀬良二 | out of style ]

おいら(広瀬良二)になりたい 蛇口から出ない水にも負けず、去っていく人にも負けず 小さいながら少し猫背の体を持ち 欲はあるけど、決して怒らずいつも静かに笑っている
東に打ち壊す家があればものを探しに行き 西にギャラリーの飲み会があればさりげなく顔を出し 南に死にそうな人があれば何か残すものはないかと聞き 北に骨董市があれば、つまらないからやめろと言いみんなに愚図と呼ばれ 褒められもせず苦にもされず そういうものにおいらはなりたい
[ 長谷川義太郎 | 文化屋雑貨店 ]
古い紙、古い道具、ある人にとってはゴミでしかないもの。 広瀬良二の作品に多く使われている素材です。青山で out of style という古道具を扱う店を運営していた頃に作品制作を始めたのも、これらが素材になるきっかけだったのだろうと思います。 ものはそれ以下でもそれ以上でもなく存在している。
そのもの自身が彼の作品に取り込まれることで、それ以上(もしかしたらそれ以下)の存在に変わっていく。 広瀬良二の作品を見ていると、そこにあるべき(あってほしい)ものがあることの悦びに気づかされます。 けれど、近年の広瀬良二はこのものの”悦び”をあえて捨て去ろうと、作品の中で試みてもいます。 作り手としての揺らぎや迷いも含めて、そこが広瀬良二の作品の説得力でもあるのでしょう。
見る側の覚悟を問うかのように、彼自身が「美しい」と思えることを探し続ける足を止めないのであれば、その先を追いかけてみてみたいと思うのです。
[ 太田京子 | 金柑画廊 ]
【 関連企画 】
金柑画廊にて開催される原口佳子写真展「いない」の展示にあわせて、広瀬良二と原口佳子の共作をそれぞれ一点づつ、テトカと金柑画廊にて展示いたします。友人でありテーマも近しい二人の展示・作品をこの機会にご覧ください。
原口佳子写真展 「いない」 Yoshiko Haraguchi “absent”
2018.6.9 Sat – 7.1 Sun
金柑画廊 東京都目黒区目黒4−26−7
開催日 / 木、金、土、日、祝、
定休日 /月、火、水、
OPEN 12:00—19:00
TEL 03−5722−9061
http://www.kinkangallery.com/news/3685/

・7月2日(月)19:30~ 広瀬良二 | この先の不在 Pre Closing Party
ENTRANCE:FREE
【MUSIC】
Siiii
Tuna a.k.a Sandwich
GOUKI

GOUKI
DOOBEEIS/CAMELBACK/NEURO TOKO所属のラッパー。現在Kenichi Yと作品を制作中。DJとしてもMIX TAPEを制作し、山梨県にあるレコードショップBig Flatにて発売している。
https://gouki.bandcamp.com/

Siiiii
Hip Hopを主軸に置きながらも、SOULやJAZZ,HOUSE ~ DUB,Drum’n’Bass等まで対応する幅広い選曲 & Vinyl OnlyのDJスタイル。DJのみならず、MPC2000 & MPC1000によるBeatMakingも並行運転。
コラージュやインスタレーションなどの美術制作の分野でも地味に活動中。
http://siiiii.info/
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展覧会概要
展覧会名:広瀬良二 | この先の不在 Ryoji Hirose solo exhibition | kono saki no fuzai
会期:2018年 6月16日(土)〜7月3日(火)
【オープニング∙レセプション:6月16日(土)19:00~】
【クロージング・パーティ:7月2日(月)19:30~】
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制

MICHIO YAMADAがスペシャルゲストをむかえ
夕方から音楽と美味しいご飯とお酒が楽しめるGOD BLESS YOU。
皆様のお越しを楽しみにお待ちしています。
GOD BLESS U
日時:2018年6月30日(土)17:00~23:00
ENTRANCE:FREE
【 DJ 】
Monk-E
Shohei Fujimoto
MICHIO YAMADA
【 LIVE 】
柚木隆一郎(ELMALO)
b.or.o
【 FOOD 】
魚屋阿修羅くん
会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
※TETOKAは16時から23時まで営業しています。

●b.or.o
浅草吉原を拠点に活動するビートメイカー。
2013年、所属バンドの休止に伴いソロ活動をスタート。その年にベースとアンプを持ちストリート修行で渡米するも、シアトルで不法就労の疑いで拘束。収容所送りになり強制送還となる。
この実体験から、海外活動のモチベーションがより一層高まる事になる。
1st EPは手売りで200枚sold out。2014、2015年と、イベンターと知人バンドの助言と協力で1ヶ月のヨーロッパプロモーションを敢行。
その後は、国内外を放浪、テント生活しながら音楽を制作。Chillでスローなビートをベースに、アンビエントやサイケデリックなサンプリング、旅の途中で録った生音など、ジャンルに捉われないトラックメイキングをしている。2017年から本格的にライブ活動をスタート。10月、南米のボリビア国際芸術祭では2ndステージのラストを務めた。
http://instagram.com/b.or.o
●魚屋阿修羅くん
築地を拠点に置く、るろうの魚屋。あまたある食材の可能性を求めて修行中。
非日常的な海産物をどこへでも持って行き、提供する活動をしている。

6月24日(日)は神田古本市。
第4日曜日にのんびりと開催していく予定です。
今回もなにやら、面白い古本が集まりそうですよ~。
昼間の11時より16時まで開催です。(16時からは通常営業となります)
テトカの店内の大きなテーブルの上に、古本が並びます。
美味しいランチやお飲み物を楽しみながら、お気に入りの本を探してね。

参加者の持ち寄る、様々な古本を展示販売いたします。
少部数の冊子やZINEなど、アーティストお手製の印刷物も並びます。
テトカから徒歩2分のキンコースを活用して、参加者がその場でZINE制作が
出来て、即、販売するスタイルを現在検討、思案中です。
古本やZINE以外には、紙ものに、古写真、版画、ポスター、印刷物など、
収集から展示販売へと、新しい古本市を目指します。

出品者も募集しています!(参加費1000円/ワンドリンク付き)
(個人で収集された古本や、制作したZINE、写真など紙ものや本にまつわる物品)
※お電話でお問い合わせください。(Tel: 03-5577-5309)


神田古本市
日時: 2018年6月24日(日)11:00~16:00(延長もあり)
※16時からは通常営業になります。
【出展者】
広瀬良二
寺門克也
藤本正平
aho_aho
Jinta(畳)
azteca books
キンカンパブリッシング
and more
会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
Tel: 03-5577-5309

6月19日(火)はWhere’s The Music? を開催します。
梅雨もはじまりましたが、
楽しくやっていきましょう!
今月はテトカではおなじみの(いろいろ省略笑)黒田潔 、寺門克也が
Where’s The Music? のDJに初参戦!
しょーこちゃんの美味しいご飯も食べれますよ〜!
みなさまのお越しお待ちしております。

©Kiyoshi Kuroda All Rights Reserved
黒田潔 Kiyoshi Kuroda
イラストレーター。2003年より動植物をモチーフにモノクロの線画作品を発表。主な展覧会に「MOTアニュアル2010:装飾」(東京都現代美術館)、「Water」(POST)、「Paper」(hpgrp GALLERY)。作品集に「森へ」(ピエ・ブックス)、古川日出男共著「舗装道路の消えた世界」(河出書房新社)。

寺門克也 デザイナー・アーティスト・DJ
https://www.instagram.com/katsuya_terakado/
★Where’s The Music?
日時:6月19日(火)18:00~23:00
【 DJ 】
黒田潔
寺門克也
DJおにぎり
Shohei Fujimoto
他
【FOOD】
しょーこちゃん
会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
※TETOKAは16時から23時まで営業しています。

テトカでは、5月31日(木)から6月14日(木)の会期でAlex Besikian /アレックス・ベシキアン個展『システム』を開催致します。
1987年生まれのフランス人、アレックス・ベシキアンは音楽制作、CD制作と、ドローイングを中心としたアートワークに、様々な少部数のアートブックを制作しています。数年前にテトカに遊びに来てくれたアレックスは鉛筆ドローイングのZINEをプレゼントしてくれました。日本をテーマにしているZINE「SATORI」は日本の何気ない風景や、ネット上で見つけた、堀口捨己の建築物や大阪万博などのパースフェクティブの背景に、日本漫画の吹き出しや擬音、カタカナなどが独自の解釈のもとブレンドされた、日本的な作品群でした。伊藤桂司さんや、五木田智央さんが好きだと言うアレックスのストレートなドローイングは、コミュニケーションもままならない、パリに住むアレックスと神田テトカを一瞬で繋いでくれました。帰国後も新しいZINEを来日する友人の小川マリさんに託してテトカへと届けてくれる、律儀なアレックスの展示を開催できる事を嬉しく思います。ぜひこの機会に、日本が大好きなアレックスの展示をご高覧下さい。
http://www.alexbesikian.com/

アブストラクトなアートを見る際に、大抵の人はあるフォルムを連想するが、僕が絵を描く時はその逆だ。自分は身近にあるフォルムの中に隠れたミステリーを探す。
建築、植物、鉱物が好みなのは抽象的な形の豊かな引き出しだからだ。ジャック・ケルアックの「パリの悟り」と「ザ・ダルマ・バムズ」達磨の浮浪者、を読んで僕は日本の庭園のとりこになった。
庭園の中に幾何学的な問いの答えが秘められている気がした。
もう何年も僕が描く絵は日本文化と繫がっている。
「SATORI」序文より
(ROADSIDERS’ weeklyより参照)

(ROADSIDERS’ weeklyより抜粋)

(ROADSIDERS’ weeklyより抜粋)

【会期中イベント】
・5月31日(木)システム オープニングレセプション:19:00~
・6月2日(土)アレックス・ベシキアン 小冊子 発売記念サイン会
・6月3日(日)A.K.I.PRODUCTIONS LIVE( http://tetoka.jp/archives/5540 )
・6月10日(日) 神田蚤の市(午前11時から16時まで、以降通常営業)
・6月11日(月)アレックス・ベシキアン×伊藤桂司 トークショー ( 同時通訳での日本語対応予定 )
19:30~入場無料
・6月14日(木)クロージングパーティー アレックス・ベシキアン LIVE:19:00~
【関連イベント】( 詳細は、各店舗にお問い合わせ下さい。)
・6月8日(金) 中目黒Solfaにて、アレックス・ベシキアンのレコードリリースパーティーがあります。
http://www.nakameguro-solfa.com/schedule/article-8458/
・6月9日(土) 青山faiにて、イベント[ don’t front ]でアレックス・ベシキアンのライブ演奏があります。
http://fai-aoyama.com/index.html/

展覧会概要
展覧会名:Alex Besikian /アレックス・ベシキアン個展『システム』
会期:2018年5月31日(木)~6月14日(木)
★オープニング・レセプション:5月31日(木)19:00~
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制