水田茂夫 「たまたまたまたまたまたまたまたまたまたま」2022年7月2日(土)〜7月17日(日)

2022.06.26

手と花では2022年7月2日(土)〜7月17日(日)の会期で水田茂夫 個展「たまたまたまたまたまたまたまたまたまたま」を開催いたします。

「今日はありがとうございます。一ヶ月後とか、一年後とか、十年後か、百年後か、千年後か、一万年後、十万年後、百万年後、千万年後、一億年後、十億年後、百億年後、千億年後、一兆年後、十兆年後、百兆年後、千兆年後、またいつかたまたま会えるといいですね。」

「…何万年も前にアリだったときあなたに踏まれた気がします。」

「……またまたー、たまたまですよ。」
(水田茂夫)

<マクロとミクロ:僕は考えているのでどうも僕はいるようです>

ディスコミニケーション、錯覚、偶然。宇宙の真理と隣の家が猫を飼い始めることはそう遠いことではないのかもしれない。水田茂夫の作品にはそんなマクロとミクロが混在している。梅雨が鬱陶しいなと思っていたら緑が茂って暑い夏になり、葉が落ちる秋の後には寒い冬の日々がきて、雪が降ったり降らなかったりして、そうこうしてたら春が訪れて、その間にも毎週日曜日は必ずやってくる。私たちそれぞれが過ごしている時間は実は微妙にズレているらしいけれど、あまりにもわずかなので気づかないらしい。先日そんな話を友人でもあるアーティストが話していた。そんなズレもいつかは自覚できるくらいに感じられるようになるのかもしれない。多分彼が言いたいことはそんなことなのだろうと思う。
(太田京子|金柑画廊)

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水田茂夫/Shigeo Mizuta
1973年天草生まれ。東京都在住
錯覚の図形等を用いて意識の曖昧さをテーマに作品を制作している。

【個展】
2016 「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」金柑画廊 (目黒)

2017 「フランケンシュタインのフランケンシュタイン」納戸/galleryDEN5(代田橋)

2018 「モナドとモナド」Tetoka(神田)
「Twinkle Twinkle Tin Tin Tin」金柑画廊 (目黒)
2019「XYZT」納戸/galleryDEN5(代田橋)
2021「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」納戸/galleryDEN5(代田橋)

手と花では世界(宇宙含む)をテーマに展示します。

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2021. 10 「gallery DEN5」にて

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展覧会概要
展覧会名:水田茂夫 「たまたまたまたまたまたまたまたまたまたま」
会期: 2022年7月2日(土)〜7月17日(日)
営業時間: 16:00〜22:00
※社会情勢により営業時間が変更になる場合がございます。ご来場の際にはホームページ、snsでのご確認をお願いいたします。
休廊日:水曜日
会場:手と花|TETOKA
住所:東京都千代田区神田司町2-16-8.1F
Tel : 03-5577-5309

※換気のため、店舗引き戸を開けた状態で営業しております。店舗内では、次亜塩素酸水噴霧器にて除菌と加湿に努めます。ご来場いただいた際はマスク着用の上、手指消毒の実施、手洗いや、うがいなど、ご協力を頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。