高橋恭司 「やわらかな空間 |炎画 |写真|絵画」2019年4月26日(金)~5月19日(日)

2019.05.17

テトカでは4月26日(金)~5月19日(日)の会期で高橋恭司 個展「やわらかな空間 |炎画 |写真 |絵画」を開催いたします。陶芸、炎画は成井窯の器に髙橋恭司が絵付けした作品です。ぜひこの機会にご高覧下さい。

「変貌するクリエーションの今を目撃せよ。」

「これからの季節に向け、ブルーをフィーチャーしたよ」。そんなショートメールとともに届いた器の写真。
それが写真家・髙橋恭司さんが手がける器「炎画(ひび)」の第2弾でした。
昨秋、髙橋さんは益子の陶芸家・成井亙(わたる)さんと意気投合。
初めて器に絵付けを施した作品を「炎画」と名付けて発表すると、大らかなフォルムと、ユーモア溢れる絵柄が評判を呼び、扱った店舗では完売。止まない熱烈なリクエストに応えるべく、再び絵筆を握ることに。
そうして完成した新作から、今回の個展では花器を中心にセレクト。写真・絵画と併せて展示・販売します。
改めて、ずらりと並んだ作品を眺めると、第1弾よりもいっそう自由に生き生き、軽妙さが増した印象。
成井さんが作り出す生地や窯の炎との共創を楽しんでいるようです。ふと、髙橋さんが以前に「写真を撮るとき、最後の最後は被写体に委ねる、というか、受け身になるんだよね」と言っていたのを思い出しました。器づくりにおいても、そんな境地を見つけたのかもしれません。「生涯で今が一番やる気があるかも」と語る、巨匠が手にした新たなメディア。それが道具でもある器として登場したことで、作品もまた今まで以上にぐっと身近に感じられるというもの。
8×10(エイト・バイ・テン)のカメラで切り取った静謐な写真で、’90年代に世界の写真界を驚嘆させた髙橋さん。
そんな20世紀には想像できなかった、「炎画」の味わい。元号が変わっても、永遠のカルチャーアイコンとして、変幻自在にクリエイティブを深化させていくはずです。だからこそ、この瞬間に立ち会い、作品の目撃者に、さらには愛用者になることは、とても魅力的な体験だと思うのです。  (友永文博/編集者)

【 関連イベント 】
★4月27日(土)トークショー「色を愉しむ」一瀬英司 × 高橋恭司
17:00~19:00
参加費3,500円(ワンドリンク付き)

ある冬の日の昼下がり、キョウジさんと熱い珈琲をすすりながら、近年の東京や日本はグレーな空気感が圧倒的に強いよね、という話になりました。それはたとえば街の景色、ファッション、人々の意識など。
それぞれが本来持っているであろう、感情とか本能とか…個性の色なども見えにくいというか、やっぱり全体においてグレーが強いのではないか、と。
たとえ背景や時代、フレーム全体がグレーであったとしても、どこかしらに色があったら、僕たちの世界はやっぱり明るいし、変わっていけるのではないかな、と思うのです。だからこそ、それぞれの色を取り戻すというか。これから見つけてもいい。そして変わってもいい。それこそが色というものだから。
そんなことを色々(笑)キョウジさんとお話できたらと思っています。(EIJI)

トークショウ終了後に、EIJIが当日持参したパワーストーンのタンブル(小石)を皆さまお一人お一人にセレクトして、その方に今必要な色の石を1つプレゼントします。

(一瀬 英司 Eiji Ichinose)
1976生まれ。ヒーリングセラピスト。幼少期から霊的感性にあふれ、大学卒業後にはそのサイキック能力を活かしつつ、外資系企業、大手広告情報企業などでサラリーマンとしての研鑽を積む。2008年7月7日西荻窪にてスピリチュアルサロンを開設。スピリチュアルカウンセリングと色を使ったセラピーを主体としたセッションを開始。2009年渋谷区に上原サロンとして移転。ライフワークとしているスピリチュアルツアーにおいては、天河大弁財天社をはじめとして、伊勢、熊野、出雲、高千穂、元伊勢、淡路島などなど200社以上の神社仏閣へと祈りに行き、今なお聖地巡礼を続けている。近年はアリゾナ州セドナへの海外ツアーにも注力。2018年7月にサロンを椿山荘近くに移転。個人セッション、遠隔ヒーリング、ワークショップや瞑想会、ツアーと多岐にわたり邁進中。

ブログ clear light
https://ameblo.jp/eijiair777/
オフィシャルサイト
https://www.clearlight777.com/

★5月4日(土)‬テトカ写真館  |  やわらかな空間
‪16:00~19:00‬ 参加費3,500円(ワンドリンク付き)
高橋恭司 個展「やわらかな空間 |炎画 |写真 |絵画」で写真館を開店致します。あなたのポートレートや、高橋恭司さんの陶芸作品に作者自身が生けた花々のポートレートなど、皆さまのリクエストに応えて高橋恭司さんが写真撮影を致します。その後、デジタルプリントした写真をその場でお渡し致します。是非お越しください。

★5月11日(土)‬炎画に花を生ける。
角田 純 × 梅井洋介 ‪

19:00~入場無料
アーティストの角田純さんと、華道家の梅井洋介さんが、高橋恭司さんの陶器に花を生けます。花を生けた後は、角田純さんとフォトグラファーの田附勝さんによるアイヌの口琴、竹製のムックリの演奏もあります。ぜひ、ご覧ください。

★5月17日(金)髙橋恭司×山内宏泰 ウイリアム・エグルストンを読む!&写真の講評ワークショップ
20:00~
参加費4,000円 _1ドリンクご注文下さい。
山内宏泰(やまうち・ひろやす)
ライター・著書に『写真を読む夜』『写すひと』『大人の教養としてのアート入門』『文学とワイン』など。
HP : http://yamauchihiroyasu.jp
ワークショップ参加希望の方は
URL:http://ptix.at/eV1DDn で予約できます。

展覧会概要
展覧会名: 高橋恭司 「やわらかな空間 |炎画 |写真|絵画」
会期: 2019年4月26日(金)~5月19日(日)
【オープニング・レセプション:4月26日(金)19:00~(高橋恭司が自作花器に即興で花生けをおこないます)】
営業時間:16:00-23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309
観覧料: 1ドリンクご注文制