高橋恭司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」2018年4月13日(金)

2018.04.9

kyoji-01

【Talk Show 】
高橋恭司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」
4月13日(金)19:00~ 入場料1,200円(1ドリンク付)
聞き手:久米泰弘(書籍編集者)全3回通し券3500円

満開の桜の吹雪くころ、高橋恭司さんと伊藤桂司さんの二人展『間|あいだ|すでにあるものといまだないものKyoji to Keiji / Keiji to Kyoji』は、無事オープニングを迎えました。会場となった神田TETOKAは、文字どおり立錐の余地がないほどの来場者であふれ、笑顔と乾杯が絶えない、にぎやかな夜となりました。
恭司さんと伊藤さんはともに、これまで「すでにあるもの」から「いまだないもの」をつくり出してきたアーティストです。
そのふたりが、なぜこのタイミングで二人展を開こうと思ったのか、そしておたがい何を考え、どんなコミュニケーションをとって、作品をつくってきたのか、この際さまざまな角度から訊いてみよう。それが今回のトークショウのテーマです。
最初の1時間は、聞き手が代表して、恭司さんにお話を伺い、休憩を挟んで、後半の1時間は、トークショウに来られた方々から、たくさんの質問を受けようと思っています。
そうして、恭司さんから一方的にお話を聞くのではなく、お客さんとの双方向のコミュニケーションを試みるのは、今回展示された作品が、限りなく完成品に近い未完成品だからです。
それらは、恭司さん個人の「あいだ」だけでは、完成しない。そこには、やはり作品を観てくださるお客さんとの「あいだ」があってこそ、完成するものです。だとするならば、お客さんからのアプローチがあっていいはずだし、作品を観てコミュニケーションをとりたくなるのは、ごく自然なことでしょう。
展示された作品を「いまだないもの」から「すでにあるもの」にしていくのは、お客さんひとりひとりの特権。どうぞ、満開の桜の花が散り、新緑のまぶしい葉桜のころ、神田TETOKAまで、自分なりの「あいだ」を見つけにいらしてください。お待ちしています。

kyoji-02
高橋恭司 Kyoji TAKAHASHI
1960年生まれ。写真家。80年から写真を撮りはじめる。
ディアドルフ8×10で撮った欧米の風景写真はさまざまな広告で使用され、多くのフォロワーを輩出する。2000年、商業メディアにおける活動を休止するも、16年、作品集『渋谷』の出版を機にふたたび活動を再開する。
作品集に『THE MAD BROOM OF LIFE』、『STRAIGHT PHOTOGRAPHS』、『ROAD MOVIE』、『Takahashi Kyoji』、『Life goes on』、『彩宴』、『煙影』、『流麗』、『飛伝来』、『艶身』など多数。
http://kyojitakahashi.com

【Talk Show 】
・伊藤桂司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」
4月6日(金)19:00~ 入場料1,200円(1ドリンク付)
・高橋恭司トークショウ「すでにあるものといまだないもの。」
4月13日(金)19:00~ 入場料1,200円(1ドリンク付)
・伊藤桂司×高橋恭司トークショウ「伊藤桂司と高橋恭司の『あいだ』」
4月20日(金)19:00~ 入場料1,500円(1ドリンク付)
聞き手:久米泰弘(書籍編集者)全3回通し券3500円

会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
※TETOKAは16時から23時まで営業しています。