m.magic.kobayashi 「1/∞ - one per infinity」 2015年9月17日(木)~10月1日(木)

プリント

TETOKAでは、2015年9月17日(木)から10月1日(木)の会期で、m.magic.kobayashiの個展「1/∞ - one per infinity」を開催いたします。

私の知っているマジック・コバヤシはいつもほろ酔いで、無防備なほどの明るい笑顔で現れ、それでいて人の深いところをじっと見つめている。そんな彼のつくるものは、ジョークやユーモアと切ないものとが背中合わせになっている。酒場で積み上げては崩す「DrunkTower」は、ひと時の享楽と過ぎて行く刹那のロマンチックなモニュメントだし、写真作品「1/∞ - one per infinity」では、彩りを失っていく花が、つかの間を一緒に過ごした恋人のようにも見える一方、見せびらかすように咲き続ける枯れない花が、心宿るものは消えて失くなるという哀愁をより残酷に対比させる。形あるものの無情と、それが消えるときに一瞬放つ輝きによって、意識に焼き付けられる光の無限性を、マジック・コバヤシは愛しいものたちの中にいつも確認しているのかもしれない。

三田村光土里

我々は限りある人生を知りながら、途方もない日常を生きている。未来を想うよりも、過去を振り返ることによって現在をリアルに感じ、そこから自分に残された時間を想うだろう。そんな思考にもっとも身近で有効な装置は写真だ。装置と言ったのはたった一枚の写真が思考のタイムマシンたり得るからだ。大袈裟な言い方をしたが、ある程度生きて来た者なら誰もが皆それを知っている。知りながら、途方もない日常を生きている。そんなタイムマシンを意識的に獲得したいなと、途方もない日常の中で考えている。

マジック・コバヤシ

・・・今回の展示にあたって、敬愛する美術家、三田村光土里さんに紹介文を。敬愛する音楽、テニスコーツのお二人には会期中の会場音楽をお願いしました。新作展、新作レコーディングとおいそがしい最中のふとした思いつきに二つ返事で応えてくださったことを深く感謝いたします。また展示の機会を与えてくれたテトカの二人にも感謝します。ありがとうございました。この文章を書いている時点ではまだ新作は構想でしかなく自分の設定した盤石の外堀に怯みながら制作しています。ここまで意識的に時間を作品化する試みはまだそれほど実績もありませんのでギリギリまで足掻き自分なりに新しいものを見出したいと思っています。ぜひともご高覧ください。

展覧会概要
展覧会名:m.magic.kobayashi 「1/∞ - one per infinity」
会期: 2015年9月17日(木)~10月1日(木)
[オープニング・レセプション 9月17日(木)19:00〜22:00 作家来廊]

【 関連イベント 】
●マジツク・コバヤシカレーvs DJ!
9月26日(土) 19:00 START!
★Kuknacke VS Magic VS Gokita= DJ VS CURRY VS DJ★
★kuknacke
https://twitter.com/kuknacke
http://losapson.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=908193&csid=0&sort=n
★tomoo gokita
http://www.tomoogokita.com

●10月1日(木)Closing Party!!
※テニスコーツのLIVEは諸事情により中止とさせていただきます。楽しみにされていた皆様には、心より深くお詫び申し上げます。

営業時間:16:00〜23:00
休廊日:水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309

2015-09-08 | Posted in ExhibitionNo Comments »